GYMWAY「セラコート ウェイトリフティング コンペティションバー」
総合評価
4.89

- 日本の多湿な環境に最適な錆に強いセラコート
- 競技用水準のスペックを驚きの価格で実現
- クイックリフト用に持っておきたい高コスパの1本
免責
- 本記事は公式サイトの情報と筆者の経験、知識を基に作成していますが、筆者自身による実機検証は行っておりません。数値・性能はあくまで参考値としてご覧ください。
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製品概要
GYMWAY社製のIWF(国際ウエイトリフティング連盟)仕様に準拠した競技用バーベルです。
シャフト表面には、軍用としても利用されるセラミック複合コーティング「セラコート」を採用し、高い耐久性、耐腐食性、そして優れたグリップフィーリングを実現しています。
日本のような多湿な環境でも錆びにくく、メンテナンスが容易な点が特長です。
直径28mmのシャフトはウェイトリフティングに適したしなりを生み出し、滑らかな回転を誇るニードルベアリングとの組み合わせで、スナッチやクリーン&ジャークなどのクイックリフトで高いパフォーマンスを発揮します。
このようにハイスペックでありながら価格が抑えられており、非常にコストパフォーマンスの高いバーベルといえます。
スペック
名称 | 「セラコート ウェイトリフティング コンペティションバー」 |
---|---|
メーカー | GYMWAY(ジムウェイ) |
製造国 | 台湾 |
種別 | オリンピックシャフト |
用途 | クイックリフト ウェイトリフティング(メンズ) |
公認 | なし |
直径 | シャフト:28 mm |
サイズ | 全長:220 cm スリーブ間距離:131 cm 装着可能なスリーブの長さ:41.5 cm |
重量 | 20 kg |
引張強度 | 216,000 PSI |
シャフトコーティング | セラコート |
スリーブコーティング | クロムメッキ スレッディングスリーブ |
ローレット | ミディアム |
センターローレット | あり(パッシブ) |
グリップマーク | ウェイトリフティング(91 cm) |
回転機構 | ニードルベアリング |
価格(税込) | 52,570 円 |
スペック評価
項目 | スペック | 評価 |
---|---|---|
装着可能スリーブ長 | 41.5 cm | |
シャフト直径 | 28 mm | |
引張強度(PSI) | 216 K | |
ローレット強度 | ミディアム | |
シャフトコーティング | セラコート | |
スリーブコーティング | クロムメッキ | |
センターローレット | 有(パッシブ) | |
91cmグリップマーク | 有 | |
回転機構 | ニードルベアリング |
評価ルール
推定満足度
: ≧90% のユーザーが満足
: 80–89 %
: 60–79 %
: 40–59 %
: < 40 %
項目 | |||||
---|---|---|---|---|---|
装着可能スリーブ長 | 41.0 〜 41.5 cm | 39.0 〜 40.9 cm | 35.0 〜 38.9 cm | 30.0 〜 34.9 cm | 30.0 cm 未満 |
シャフト直径 | 28 mm | 28.5 mm | – | 27 mm | 29 mm以上 |
引張強度 (PSI) | 190-220 k | 220 k超 | 160-189 k | 140-159 k | <140 k |
ローレット強度 | ミディアム/ 競技用アグレッシブ | ミディアムライト | ライト | パワーリフティング用アグレッシブ | パッシブ/滑る |
シャフト コーティング | ハードクロム / ステンレス | セラコート | 亜鉛 | – | ペイント |
スリーブ コーティング | ハードクロム | ステンレス | セラコート | 亜鉛 | ペイント |
センターローレット | 有(パッシブ) | 無 | 有(標準) | – | 有(アグレッシブ) |
91cmグリップマーク | 有 | – | – | – | 無 |
回転機構 | ニードルベアリング | ベアリング&ブッシング | ブッシング | – | 回転不良/無し |
装着可能スリーブ長
41.0 〜 41.5 cm
IWF(国際ウエイトリフティング連盟)の競技基準を満たす、まさに理想的な長さです。幅の広いバンパープレートで高重量を扱うための必須スペックであり、これ以上でもこれ以下でもない「正解」と言えます。
39.0 〜 40.9 cm
準競技レベルの長さです。ほとんどのトレーニングで十分な高重量を扱えますが、プレートの種類によっては最後の1枚が入らない可能性が出てきます。
35.0 〜 38.9 cm
一般的なトレーニング用としては十分ですが、本格的にウエイトリフティングを行うには物足りなさを感じます。装着できる重量にかなり制限が出始めます。
30.0 〜 34.9 cm
短い。バンパープレートを数枚装着しただけでいっぱいになるため、高重量のトレーニングは事実上不可能です。
30.0 cm 未満
特殊用途。テクニック練習やフィットネス用途に限定され、高重量トレーニングには全く適していません。
シャフト直径
28 mm
男子用ウエイトリフティングバーのIWF公式ルールです。スナッチやクリーンで必須の「フックグリップ」がしやすく、適切な「しなり(ウィップ)」を生み出すための最適な太さです。
28.5 mm
非常に質の高い、汎用的なバーでよく見られる太さです。28mmに比べると若干しなりが少なく、フックグリップが少し窮屈に感じられることがありますが、パフォーマンスの差はわずかです。
27 mm
テクニックバーやユース(若年層)用の太さです。大人が高重量を扱うには細すぎて安定せず、過度なしなりが出て危険です。
29 mm以上
パワーリフティング用の太さです。しなりがほとんどなく、フックグリップも極めて困難なため、クイックリフトには全く適していません。
引張強度(PSI)
190-220 k
ウエイトリフティングバーの理想的な強度です。高重量を頭上から落としても永久変形しない「強度」と、引きの動作を補助するしなやかな「弾性(ウィップ)」を両立しています。
220 k超
非常に強度が高いですが、硬すぎてバーの「しなり」が少なくなる傾向があります。ウィップを重視する選手にとっては、やや硬すぎると感じられる可能性があります。
160-189 k
一般的なトレーニングには十分な強度ですが、競技レベルの高重量を繰り返し落とすような環境では、徐々に曲がり(永久変形)が生じるリスクがあります。
140-159 k
エントリーモデルの強度です。変形のリスクが高いため、ドロップ(落とすこと)は推奨されません。
<140 k
低品質な鋼材です。簡単に曲がってしまうため、クイックリフトのようにバーを落とす動作は極めて危険です。
ローレット強度
ミディアム/競技用アグレッシブ/ウェイトリフティング
ミディアム:日々の高頻度・高回数の練習に最適化された強度。確実なグリップを確保しつつ、手のひらへのダメージを抑制。食いつきと優しさの理想的なバランスを実現した仕様です。
競技用アグレッシブ:大会本番での最大挙上を目的とした、滑りを極限まで排除する競技用グリップ。精密に設計されており、パワーリフティング用の「サメの歯」のような鋭さとは異なり、動的なリフトの中でも最高のパフォーマンスを引き出す仕様です。
ミディアムライト
高品質ですが、ややグリップがマイルドになります。よりしっかりしたグリップを好む選手には物足りないかもしれませんが、手の保護という点では優れています。
ライト
パッシブ(受動的)なローレットです。汗をかくと滑りやすく、チョークへの依存度が高まります。高重量ではグリップに不安を感じることがあります。
パワーリフティング用アグレッシブ
パワーリフティング用の「シャークトゥース(サメの歯)」のような鋭いローレットです。クイックリフトで行うと、一瞬で手の皮が裂けてしまいます。
パッシブ/滑る
ほとんどローレットがない状態です。グリップが効かず、スナッチやクリーンを行うのは危険です。
シャフトコーティング
ハードクロム/ステンレス
ハードクロムは滑らかな感触がキャッチ時の手のスライドを助け、耐久性も抜群です。ステンレスはローレットの感触が最もダイレクトで、錆への絶対的な信頼感があります。好みで選べる最高峰の選択肢です。
セラコート
圧倒的な防錆性と、ザラっとした独特のグリップ感が特徴です。ただし、ハードクロムに比べると表面の滑りが若干劣るため、評価は次点となります。
亜鉛
標準的なコーティングです。防錆性や耐久性は上記のものに劣りますが、コストと性能のバランスが取れています。
ペイント
最も安価な選択肢です。すぐに剥がれて錆の原因となり、グリップ感も悪いため、本格的なトレーニングには適しません。
スリーブコーティング
ハードクロム
プレートとの摩擦やドロップの衝撃に最も強く、欠けにくい最高の選択肢です。コーティング片が回転部に入るリスクが最小限で、生命線である回転性能を長期的に保護します。
ステンレス
傷はつきやすいですが、素材自体が錆びないため、錆が原因で回転不良が起きる心配がありません。長期的な信頼性は高いですが、物理的な傷のつきやすさでハードクロムに一歩譲ります。
セラコート
防錆性は高いですが、塗膜のためドロップの衝撃で欠ける(チッピング)可能性があります。欠けた破片がベアリングに入り込むリスクを考慮すると、スリーブへの使用は理想的とは言えません。
亜鉛
ハードクロムより柔らかく傷がつきやすいため、長期使用による劣化が早まります。
ペイント
耐久性が皆無です。すぐに剥がれて錆び、剥がれた塗装片が回転を妨げる原因になりやすく、最も適さない選択肢です。
センターローレット
有(パッシブ)
IWF公式ルールに準拠した仕様です。クリーンやフロントスクワット時に、シャツの上から最低限のグリップを効かせ、バーを安定させます。「パッシブ(弱い)」であることが重要です。
無
多くのトレーニング用バーで採用されています。高レップ時に首が擦れて痛くなることがないため、競技者以外にはむしろ好まれることも多い、非常に実用的な選択肢です。
有(標準)
標準的な強さのセンターローレットは、クリーン時に首が擦れて痛くなる可能性があります。無いよりはマシですが、パッシブが理想です。
有(アグレッシブ)
パワーリフティング用の仕様です。クリーンを行うと首の皮がズタズタになります。クイックリフトでは絶対にあってはならない仕様です。
91cmグリップマーク
有
IWF(ウエイトリフティング)の公式ルールで定められた位置にあるグリップマークです。毎回同じ手幅で構えるための必須機能であり、これがなければ正確なトレーニングはできません。
無
グリップマークがないバーは、競技や本格的なトレーニング用途としては論外です。毎回手幅が変わってしまい、一貫性のあるフォームを習得することができません。
回転機構
ニードルベアリング
クイックリフトにおける回転機構のゴールドスタンダードです。キャッチの瞬間に手首への衝撃を逃がすため、最も高速でスムーズな回転を提供します。怪我の防止とパフォーマンスに直結します。
ベアリング&ブッシング
高品質なハイブリッド方式です。非常に優れた回転性能を持ちますが、最高級のフルニードルベアリングほどの究極のスムーズさには一歩及ばない場合があります。
ブッシング
耐久性は高いですが、回転速度がベアリングに劣ります。高重量のキャッチ時に回転が追いつかず、手首への負担が大きくなるため、クイックリフトへの適性は高くありません。
回転不良/無し
論外であり、極めて危険です。回転しないバーでクイックリフトを行うと、ほぼ確実に手首や肘を深刻に傷つけます。
ウェイトリフティング適合性
項目 | スペック | 判定 |
---|---|---|
装着可能スリーブ長 | 41.5 cm | ◎ |
直径 | 28 mm | ◎ |
引張強度(PSI) | 216 K | ◎ |
ローレット強度 | ミディアム ウェイトリフティング | ◎ |
撓りやすさ ・スリーブ間距離:131cm ・直径:28mm ・硬さ:190-220k PSI | ・スリーブ間距離:131 cm ・直径:28 mm ・硬さ:216k PSI | ◎ |
センターローレット | 有(パッシブ) | ◎ |
91cmグリップマーク | 有 | ◎ |
回転機構 | ニードルベアリング | ◎ |
判定ルール
項目 | ◎ | ○ | △ | × |
---|---|---|---|---|
装着可能スリーブ長 | 41.0 〜41.5 cm | 39.0 〜 40.9 cm | 35.0 〜 38.9 cm | 35.0 cm 未満 |
シャフト直径 | 28 mm | 28.5 mm | 29 mm | <28 mm >29 mm |
引張強度 (PSI) | 190-220 k | 160-189 k / >220 k | 140-159 k | <140 k |
ローレット強度 | ミディアム/ 競技用アグレッシブ | ミディアムライト | ライト / パワーリフティング用アグレッシブ | パッシブ/ 滑る |
撓りやすさ ・スリーブ間距離:131cm ・直径:28mm ・硬さ:190-220k PSI | 3項目全て適合 | 2項目適合 | 1項目適合 | 適合なし |
センターローレット | 有 (パッシブ) | 無 | 無 | 有 (アグレッシブ) |
91cmグリップマーク | 有 (IWF規格) | – | – | 無 (81cmのみ) |
回転機構 | ニードルベアリング | ベアリング&ブッシング複合 | ブッシングのみ | 回転不良/無し |
装着可能スリーブ長
◎ 41.0 〜 41.5 cm
IWF公式規格(41.5cm)そのものであり、競技出場から日々の高重量トレーニングまで、何一つ不自由なく対応できる理想の長さです。厚みのあるバンパープレートを使用しても、将来にわたって重量の制限を心配する必要がありません。
○ 39.0 〜 40.9 cm
競技規格にわずかに届かないものの、実用上の問題はほぼありません。多くの高品質な多目的バーや、非認定の競技仕様バーがこの範囲に収まります。ほとんどのリフターにとって十分な長さを確保しています。
△ 35.0 〜 38.9 cm
厚みのあるバンパープレートを多用する場合、120kgを超えるあたりからスペース不足が顕在化し始めます。扱える重量の上限がバーベルによって制限される可能性があります。
× 35.0 cm 未満
主に省スペースを目的とした「ショートバー」などが該当し、ウェイトリフティングの主たるトレーニングには不適合です。バンパープレートの場合、100kgも装着できないことがほとんどです。
シャフト直径
◎ 28 mm
ウエイトリフティングの国際規格(IWF)です。この直径は、フックグリップのしやすさと、シャフトの「しなり」を最大限に引き出すために設計されています。
○ 28.5 mm
汎用バーでよく見られる太さですが、28mmに比べると硬くなり、フックグリップもややしにくくなるため、クイックリフトのパフォーマンスは若干落ちます。
△ 29 mm
パワーリフティング用の太さです。バーが硬すぎてクイックリフトに必要な「しなり」が失われ、動作を妨げます。
× <28 mm / >29 mm
規格外の太さであり、ウエイトリフティングには不適合です。
引張強度 (PSI)
◎ 190-220 k
バーの耐久性を示す数値です。高すぎると硬くなり「しなり」が失われるため、高重量に耐える強度としなやかさ(弾性)のバランスが取れたこの範囲が最適です。
○ 160-189 k / >220 k
160-189kは耐久性や反発が物足りなくなる可能性があります。220k超は硬すぎる傾向があり、ウエイトリフティングの動作には不向きです。
△ 140-159 k
耐久性に不安があり、高重量での使用には適していません。
× <140 k
簡単に曲がってしまうため、高重量を扱うトレーニングには不適合です。
ローレット強度
◎ ミディアム/競技用アグレッシブ
ミディアムは高頻度の練習に、競技用アグレッシブは大会本番に、それぞれ最適化されたグリップ。どちらも目的に対する最良の選択肢です。
○ ミディアムライト
グリップがややマイルドになります。手の保護という点では優れていますが、しっかりしたグリップを好む選手には物足りない場合があります。
△ ライト/パワーリフティング用アグレッシブ
ライトはグリップが弱すぎです。パワーリフティング用アグレッシブは、静的な挙動でバーを固定するためのものであり、手の中で滑らせる動きを含むウェイトリフティングには全く不向きです。
× パッシブ/滑る
グリップがほとんど効かず、高重量を扱うのは危険です。
撓りやすさ
◎ 3項目全て適合
ウエイトリフティングにおいて、シャフトの「しなり(ウィップ)」は、挙上を成功に導くツールとして機能します。しなったバーが元に戻る弾性エネルギーを利用することで、より効率的に高重量をコントロールできます。この評価は、理想的なしなりを生む3つの基準(スリーブ間距離131cm、直径28mm、硬さ190-215k PSI)を全て満たしていることを示します。
○ 2項目適合
3つの主要スペックのうち2つを満たしており、非常に高品質ですが、いずれかの点で競技基準からわずかに外れるため、理想的な「しなり」からは少し劣る可能性があります。
△ 1項目適合
3つの主要スペックのうち1つしか満たしておらず、ウエイトリフティングに求められる特徴的な「しなり」は期待できません。
× 適合なし
ウエイトリフティングに求められる「しなり」のスペックを何一つ満たしていないため、不適合です。
**※注意:**この評価は公表スペックに基づく推定です。実際の「しなり」は、鋼材の種類や熱処理に大きく左右されるため、レビュー等も参考にすることを強く推奨します。
⚠️この評価は公表スペックに基づく推定です。実際の「撓り」は、鋼材の種類や熱処理に大きく左右されるため、レビュー等も参考にすることを強く推奨します。
センターローレット
◎ 有 (パッシブ)
クリーンでバーを肩に受け止めた際、弱い凹凸が滑りを抑え、ラックポジションの安定性を高めます。IWFの競技会本番で使用される標準仕様です。競技出場を目指すシリアスなリフターに最適です。
○ 無
首や鎖骨への肌の擦れが全くないため、トレーニングにおける快適性が最大限に高まります。IWFから「トレーニング用」としても認定されており、高回数の練習を行う方や、快適性を重視する方に最適です。
△ 有 (標準)
標準的な強さのローレットは、クリーン時に首が擦れて痛くなる可能性があり、ウエイトリフティングにはあまり適していません。
× 有 (アグレッシブ)
パワーリフティング用の仕様であり、クリーンを行うと首の皮が裂けるほどのダメージを受けます。絶対にあってはならない仕様です。
91cmグリップマーク
◎ 有 (IWF規格)
ウエイトリフティングの国際規格(IWF)で定められた91cm間隔のグリップマークです。競技や正しいフォームの習得に不可欠です。
× 無 (81cmのみ)
パワーリフティング用の81cmマークしかないバーは、ウエイトリフティングの正しい手幅設定ができず、不適合となります。
回転機構
◎ ニードルベアリング
ウエイトリフティングにおける最重要項目です。スナッチやクリーンでバーを返す際、スリーブが滑らかに高速回転することで手首や肘への負担を無くし、スムーズなキャッチを可能にします。摩擦が極めて少ないため最高の評価となります。
○ ベアリング&ブッシング複合
非常に優れた回転性能を持ちますが、最高級のフルニードルベアリングほどの究極のスムーズさには一歩及ばない場合があります。
△ ブッシングのみ
パワーリフティングで一般的な機構です。回転性能で劣るため、高重量のキャッチで手首への負担が大きくなり、ウエイトリフティングへの適性は高くありません。
× 回転不良/無し
論外であり、極めて危険です。回転しないバーでクイックリフトを行うと、ほぼ確実に手首や肘を深刻に傷つけます。
この製品がハマる人・ハマらない人
ハマる人
- 錆びにくく、メンテナンスが簡単なバーベルを求める人
- 競技仕様の高品質なバーベルを、手頃な価格で探している人
- シャフトの「しなり」を活かしたトレーニングをしたい人
- グリップが強すぎず、手のひらを傷めにくいバーを好む人
- ホームジムで競技スペックに近い器具を導入したいと考えている人
- IWF仕様のグリップマークやセンターローレットにこだわりがある人
注意が必要な人
- BIG3など高重量のスローリフトが中心の人
- シャフトが硬く、しならないバーベルを好むパワーリフター
- IWF(国際ウェイトリフティング連盟)公式認定品にこだわる競技者
比較
以下のツールで比較したいバーベルを選択することで、スペックを比較できます。
※正確なスペックは公式サイトや各ECサイトをご確認ください。
選択してください
ELEIKO 「ウェイトリフティング コンペティションバー」 |
---|
価格 219,300 円 |
製造国 スウェーデン |
種別 オリンピックシャフト |
用途 クイックリフト ウェイトリフティング(メンズ) |
公認 IWF |
シャフト/スリーブ直径 28 / 50 mm |
重量 20 kg |
全長 220 cm |
スリーブ間距離 131 cm |
装着可能なスリーブ長 41.5 cm |
引張強度(PSI) 215,000 PSI |
ローレット 競技用アグレッシブ ウェイトリフティング |
シャフトコーティング クロムメッキ |
スリーブコーティング クロムメッキ スレッディングスリーブ |
センターローレット 有(パッシブ) |
グリップマーク ウェイトリフティング (91 cm) |
回転機構 ニードルベアリング |
詳細記事 |
MBC POWER SHOP |
選択してください
ELEIKO 「ウェイトリフティング コンペティションバー」 |
---|
価格 219,300 円 |
製造国 スウェーデン |
種別 オリンピックシャフト |
用途 クイックリフト ウェイトリフティング(メンズ) |
公認 IWF |
シャフト/スリーブ直径 28 / 50 mm |
重量 20 kg |
全長 220 cm |
スリーブ間距離 131 cm |
装着可能なスリーブ長 41.5 cm |
引張強度(PSI) 215,000 PSI |
ローレット 競技用アグレッシブ ウェイトリフティング |
シャフトコーティング クロムメッキ |
スリーブコーティング クロムメッキ スレッディングスリーブ |
センターローレット 有(パッシブ) |
グリップマーク ウェイトリフティング (91 cm) |
回転機構 ニードルベアリング |
詳細記事 |
MBC POWER SHOP |
バーベルの選び方や各スペック項目の見方については以下の記事を参考にしてください。

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