デッドリフトシューズ【効果・種類・使用方法・選び方・おすすめ商品】

デッドリフトは、筋力トレーニングの基本的な種目の1つであり、全身の筋肉を効果的に鍛えることができます。適切なシューズを選ぶことは、デッドリフトの効果を最大限に引き出し、怪我のリスクを減らすために重要です。本記事では、デッドリフトに適したシューズについて、効果・特徴、使用方法、選び方、おすすめシューズを詳しく解説します。

デッドリフトは、主に下半身や背中の筋肉を鍛えることができるトレーニング方法です。特に、大腿四頭筋、ハムストリングス、臀筋、腰椎エリアの筋肉に効果的です。また、デッドリフトは、姿勢を改善し、コア力を向上させる効果も期待できます。

デッドリフトを行う際に適切なシューズを履くことは、以下の理由から重要です。

ヒールの高さ

デッドリフトに適したシューズは、ヒールが低いか、またはフラットなデザインが望ましいです。ヒールが高いシューズは、重心が前に移動し、デッドリフトのフォームが崩れることがありおすすめできません。

ウェイトリフティングの場合は、デッドリフトの動作の後にキャッチ動作へ続くため、ヒールが高くしゃがみやすいリフティングシューズを選択するべきですが、デッドリフト単体で見た場合はフラットなシューズの方が理想的です。

そのため、パワーリフターをはじめデッドリフトで高重量を引きたいという方はフラットなシューズがおすすめです。

またデッドリフトの記録を上げたい場合はソールはできる限り薄い方が、デッドリフトのスタートポジションが高くなり有利に働きます。

ソールの素材と硬さ

デッドリフト用シューズのソールは、硬い素材で作られていることが望ましいです。硬いソールは、力を効率的に地面に伝えることができ、安定性を高めます。また、滑りにくい素材が選ばれていることも重要です。

特にワイドデッドリフト（スモウデッドリフト）スタイルは足に対し外側に力が掛かりやすいため、ソールの硬さや滑りにくさは非常に重要となります。

デッドリフト時に足部が滑ってしまうと、失敗になるだけでなくプレートを足に落としてしまう可能性があり大変危険です。

サポートと安定性

足首や足裏を適切にサポートし、安定性を高めるシューズがデッドリフトに適しています。シューズが適切に足をサポートすることで、筋力が正しく発揮され、怪我のリスクを減らすことができます。

足首まで覆うハイカットのレスリングシューズタイプのものも選択肢として挙がりますが、相性もあるため機会があれば実際に使用してみることをおすすめします。

適切なサイズとフィット感

デッドリフト用シューズは、足に適切にフィットすることが重要です。サイズが合わないシューズは、足が動きすぎたり、シューズ内で滑ることがあります。シューズ選びの際には、自分の足に合ったサイズとフィット感を確認してください。

NOTORIOUS LIFT（ノートリアスリフト）

サイズ	22.3〜30.3cm
カラー	エンペラー（赤） ピュアホワイト（白） ブラックアウト（黒）

Sumo Sole Gen 3は、ノートリアスの最新シューズで、性能・快適性・デザイン性が向上しています。ワイドトゥボックスが安定性と力を高め、ヘリンボーンのトラクションパターンがグリップ力を向上させ、均一なカップソールが横ずれを防ぎます。また、全てのリフターに適し、つま先を広げられることでバランス・安定性・パワーが向上し、健康的で長期的な快適さが得られます。アッパーは、踵固定のための内外ヒールカップ、快適なプラッシュヒールライナー、そしてズレを防止するストラップが特徴です。

高重量のデッドリフトを行うパワーリフターの間で非常に人気のあるシューズでおすすめです。

JIRIKI

サイズ	23〜29cm
カラー	イエロー レッド

JIRIKIは元々パワーリフターから愛用されてきた足袋靴HyperVシューズをパワーリフティング用として改良されたシューズです。

ベルト付きで締め具合を調節しやすい、強いマジックテープの密着度、ループ付きで履きやすいといった特徴があります。

新素材の採用と靴底の薄型化で力を地面に伝達しやすくなり、つま先部のホールドカウンターと密着ベルトがパワーロスを抑える設計になっています。JIRIKIパワーリフティングシリーズは、競技者のパワーを最大限発揮できるよう開発されたシューズでおすすめです。

足袋靴

サイズ	22.5〜29cm
カラー	ブラック カモフラージュ

昔からパワーリフターの間で圧倒的な人気を誇っていた足袋靴HyperVにストラップベルトが付きホールド力が上がったシューズです。

基本的には鳶職の方などが使用する滑らない靴ですが、デッドリフトやその他トレーニングにももってこいの逸品です。

ノートリアスリフトやJIRIKIには機能面で及びませんが、価格の安さ、お手軽感を考えるとかなりコスパが高いシューズといえます。

デッドリフトに適したシューズは、効果的なトレーニングと怪我の予防に役立ちます。ヒールの高さやソールの硬さ、サポートと安定性、適切なサイズとフィット感を考慮して、自分に合ったシューズを選びましょう。

デッドリフト用シューズは他のトレーニング種目にも使えますか？

デッドリフト用シューズは、他の多くのトレーニング種目にも使用することができますが、種目によっては専用のシューズが適している場合があります。例えば、スクワットにはヒールの高いリフティングシューズが適しています。もちろんスクワットにもデッドリフト用のシューズの方が合っている方もいるので、可能であれば試してみることをおすすめします。

またランニングやジャンプを伴うエクササイズでは、クッション性やサポート性の高いシューズが適しています。適切なシューズを使用することで、トレーニング効果を高めることができます。

デッドリフト用シューズは必ずしも必要ですか？

必ずしもデッドリフト用シューズが必要というわけではありませんが、適切なシューズを履くことで、トレーニング効果を高めることができます。

デッドリフトの際、裸足や靴下だけで行っても大丈夫ですか？

裸足や靴下だけでデッドリフトを行うことも可能ですが、適切なシューズを履くことで、安定性やサポートが向上し、怪我のリスクを減らすことができます。また、ジムやトレーニング施設では、衛生面からシューズを履くことが求められることが多いです。

裸足や靴下でのコンベンショナルデッドリフト（ナローデッドリフト）の場合は影響は小さいかもしれませんが、ワイドスタンスデッドリフト（スモウデッドリフト）では足が滑りやすく大変危険なので絶対におすすめできません。

デッドリフト用シューズの寿命はどれくらいですか？

デッドリフト用シューズの寿命は、使用頻度やシューズの品質によって異なります。一般的には、1年から2年程度の使用が見込まれます。シューズが破損したり、フィット感が悪くなったりした場合、ソールがすり減り滑りやすくなった場合は、新しいシューズに交換することをおすすめします。

女性も男性と同じデッドリフト用シューズを履いても問題ありませんか？

基本的には、女性も男性と同じデッドリフト用シューズを履いて問題ありません。ただし、女性の足の形状やサイズが男性と異なる場合があるため、フィット感や快適さを確認して選ぶことが重要です。また、一部のシューズメーカーは、女性用のデッドリフトシューズも提供しているので、それらを検討するのも良いでしょう。

デッドリフト用シューズのサイズ選びで迷った場合、大きめか小さめかどちらを選ぶべきですか？

デッドリフト用シューズのサイズ選びで迷った場合、足に適切にフィットするサイズを選ぶことが最も重要です。小さすぎるシューズは、足の圧迫感が強くなり、トレーニング中に不快感を感じることがあります。一方、大きすぎるシューズは、足がシューズ内で滑り、安定性が低下することがあります。サイズ選びで迷った場合は、シューズを実際に試着して、フィット感を確認することがおすすめです。