【STEP3】ホームジムに求められる部屋の構造【広さ・床の強度・設備】

部屋
目次

ホームジム用の部屋のチェックリスト

チェックリスト詳細解説

(賃貸の場合)大家さん・管理会社の許可が得られているか

アパートやマンションの場合、大家さんや管理会社にホームジムを作ってい良いか確認するようにしましょう。

決して隠れて勝手にホームジムを作ってはいけません。

何か事故やトラブルがあったとき、事前に許可を取っていなかったら大変なことになります。

万が一器具の重量に耐え切れず床が抜けてしまったら大事故になります。下の階にいる人や自分自身の命にも関わります。

その他にも建物の破損や騒音・振動等で様々なトラブルが想定されます。

ホームジムを作るために物件を探しているという人は、構造以前にまずホームジムを作っても良いか必ず確認するべきです。

その際は、どれぐらいの重量の器具を設置するのか、どのようなトレーニングをするのかはしっかり伝えることが大切です。

ホームジムといってもライトなものからヘビーなものまで様々です。

ちょっとダンベルを置くぐらいならまず問題ないと思いますが、数百㎏程度のパワーラックやバーベルを使用し、しかも床引きデッドリフトまで行うとなるとまるで話が違ってきます。

場合によってはホームジムを諦めたり、設置する器具やトレーニング内容を妥協したりしなければならないでしょう。

妥協したくなければ、不動産屋さんに事前に事情を話し、希望のホームジムを作れそうな物件を探してもらうのも良いかもしれません。

(一戸建ての場合)家族の許可は得られているか

一戸建だと賃貸と違い自由にできると思われがちですがそんなこともありません。

同居している家族がいる場合、家族に許可を貰わなければなりません。

「うるさい」「臭い」「邪魔」「家が狭くなった」などいくらでもクレームが来る可能性はあります。

家族関係にひびを入れないためにも事前に相談するようにしましょう。

建物の構造(木造・鉄筋)・床の耐荷重量

建物の構造は非常に重要になります。

木造か鉄筋かによっても床の強度は大きく変わるでしょう。

一般的に木造住宅の床の強度は180㎏/㎡とされています(建築基準法施行令第85条)。

こうして見るとかなりの強度があり、全然余裕で大丈夫そうな感じがします。

しかし、高重量のトレーニングとなるとピンポイントで180kg/㎡以上の荷重が掛かることは全然あります

体重70㎏の人が200kgのバーベルを背負ったらそれだけで270kgです。

しかもバランスを崩してバーベルを落とすようなことがあればそれ以上の荷重が掛かってしまうことは容易に想像できます。

実際の床の強度については工法などによっても変わると思いますので、賃貸の場合は管理会社に、一戸建ての場合は建設会社に事前に確認しておきましょう。

もしも床の強度が自分の設置する器具・行うトレーニングに対し十分でなければ床の補強が必要になります

理想な床としては土間コンクリートです。これであれば床が抜ける心配もありません。

海外ではガレージジムが多いです。

もしもこれから家を建ててホームジムを作ろうと考えている人がいれば、土間コンクリートの部屋を設けることをおすすめします。

部屋の階数

ホームジムを作るなら断然1階がおすすめです。

賃貸の場合、2階以上だとどうしても下の階に振動や音が伝わりやすくトラブルに繋がりやすいです。

※建物にもよりますがもちろん上の階にも音や振動は伝わります

万が一床が抜けてしまったときのリスクを考えると下の階がない分1階の方がいくらかマシでしょう。

一戸建ての場合も同様です。わざわざリスクを背負ってまで2階にしない方が良いです。

ただし一戸建ての場合、1階の部屋数が少ない場合が多いので難しい人も多いと思います。

これから家を建てる人は、1階に土間コンクリートの部屋を設けるのが一番理想的です。

しかしそれで1階の総面積が広くなってしまうと、基礎に掛かる費用も上がってしまうので考慮しなければなりません。

これから家を建てる場合は、ハウスメーカー・工務店と相談できるので、しっかりとどれぐらいの重量の器具を設置しどのようなトレーニングするかを伝えるようにしましょう。

そうすれば床の補強や防音・防振など色々と提案してくれるでしょう。

部屋の広さ

部屋の広さは器具の選定をする上で非常に重要です。

特にバーベルを導入する場合、オリンピックシャフトでは220㎝もあります。

壁への衝突防止やプレートの付け替えも考慮すると余裕を持って3m以上は欲しいところです。

また最近では190㎝と短めのオリンピックシャフトも販売されています。

※スタンダードシャフトはNG

そういった短いシャフトであれば部屋の横幅が狭くても対応可能です。

天井の高さ

部屋の高さも器具を選定する上で重要です。

特にパワーラックなどの大型器具は高さがあるものが多いので、部屋の天井が低いとそもそも設置ができない場合があります

また、チンニングを行う場合も、天井が低いと頭が天井にぶつかってしまう可能性があります

一般的な部屋の天井の高さは240㎝程度ですが、最近は天井の高い建物も増えてきているようです。

まずはしっかりと自分で測って確認するようにしましょう。

これから家を建てる場合は、天井を高めにすると良いでしょう。

壁の厚さ(防音性能)

建物の防音・防振の性能によってはトレーニングの音や振動が外にまで響く可能性があります。

例えばダンベルやバーベルのプレートがぶつかったときの金属音はとても響きます。

深夜や早朝の時間帯では近所迷惑になり、クレームが来るかもしれません。

特に床引きデッドリフトでドッカンドッカンバーベルを落としていたらそのリスクは高くなります。

もちろんこれはどの程度のトレーニングをするかによって変わることですが忘れてはいけません。

場合によってはトレーニング種目やトレーニングを行う時間帯にも制限が掛かるでしょう。

まとめ

部屋の広さ・構造はホームジムを作る上で非常に重要になります。

どんなホームジムを作れるかは、予算以前に部屋の構造に大きく左右されます。

人によってはホームジムを諦めなければならなかったり、引っ越さなければいけなかったりするでしょう。

くれぐれも部屋の構造を無視してホームジムを作って事故やトラブルを起こして後悔しないよう気を付けて下さい。

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