ELEIKO「ウェイトリフティングコンペティションプレート」

重量誤差

競技の公平性、日々のトレーニングの正確性、そして安全性を保証するための基本的な品質指標です。最高評価（◎）であるIWF認定のキャリブレーションプレートは、世界選手権やオリンピックのような舞台で、全ての選手が完全に同じ条件で競うためのものです。トレーニングにおいては、正確な重量は自己ベストの正当性を担保し、バーベルの左右のアンバランスを防ぐことで、フォームの崩れや怪我のリスクを最小限に抑える重要な役割を果たします。

直径（10kg以上）

スナッチやクリーンなど、床からバーベルを引き上げる全ての動作において、ミリ単位で感覚を左右する、極めて重要なルールです。 IWF（国際ウエイトリフティング連盟）は、全ての選手が同じ高さからバーベルを引くことができるよう、公式な直径を450mmと厳密に定めています。この基準から外れたプレートを使用すると、それはもはや競技とは異なる条件での練習となり、本番への応用が難しくなります。練習の成果を最大限に発揮するためには、競技と全く同じ直径のプレートを選ぶことが最適（◎）です。

厚さ（25kg基準）

「どれだけの重量をバーベルに載せられるか」という物理的な限界を決定づける項目です。 ウェイトリフティングのトップレベルでは、200kgを超える高重量を扱います。バーベルのスリーブ（プレート装着部分）のスペースは限られているため、プレート1枚1枚が薄くなければ、目的の重量を装着すること自体が不可能になります。競技標準レベルの薄さ（◎, ◯）を持つプレートは、リフターの成長を妨げることなく、高重量トレーニングを可能にします。逆に厚すぎるプレートは、まだ筋力に余裕があっても、物理的にそれ以上重くできないという状況を生み出すため、不適合（×）となります。