【STEP2】ホームジムを作成前の注意点・チェックリスト【後悔しないように要チェック】
ホームジム作成前の注意点・チェックリスト
賃貸の場合、大家さんの許可・了承が得られているか
賃貸のアパートやマンションでホームジムを設置する際には、多くの事前準備と注意が必要です。最も重要なのは、事前に大家さんや管理会社と相談し、書面で許可を得ることです。特に、賃貸借契約書の特記事項に「ウェイトトレーニング可」といった用途を明記してもらうことが推奨されます。これによって、後々騒音問題などでトラブルが起こった場合でも、事前に用途が認められていたと主張できます。
許可を取る際には、使用するトレーニング器具の重量や種類、トレーニング内容などを詳細に説明することが有用です。ホームジムの種類は多岐にわたり、軽いダンベルから数百キログラムのパワーラックやバーベルまで様々な形態があります。設置内容によっては、大家や管理会社の反応も大きく異なる可能性があるため、詳細な説明が必要です。
また、万が一設置した器具が床や壁などに損害を与えてしまった場合、火災保険が適用されるケースが多いです。ただし、火災保険は退去時に遡って適用することができないため、損害が発生した際には速やかに保険会社に連絡する必要があります。この辺りも事前によく確認しておくことが重要です。
許可を得ずにホームジムを設置した場合、トラブルや事故が起こると強制退去や訴訟問題に発展するリスクもあります。したがって、ホームジムを設置する前には必ず事前の確認と許可を取るべきです。もし条件に合った物件を探している場合は、不動産屋に事前に相談して希望に近い物件を探してもらう方法もあります。
総じて、ホームジムを設置する際には、事前の準備と調整、そして万が一の事態に備えた対策が不可欠です。これによって、後々のトラブルを防ぎ、安心してトレーニングができる環境を整えることが可能です。
一戸建ての場合家族の了承が得られているか
一戸建てに住み、同居家族がいる場合はしっかりと了承を得ましょう。
自分の部屋とは別にホームジムを作るとなれば1部屋潰れます。
また、「うるさい」「臭い」「邪魔」「家が狭くなった」など家族からクレームがくることもあります。
特に夜中や早朝にホームジムからのカチャカチャ音がしたら物凄く怒られてしまうかもしれません。
一軒家だからと言って何もかも自由にできるとは思わない方が良いでしょう。
家族関係にひびを入れないためにも事前に相談するようにするべきです。
ホームジムを作成する部屋の構造・強度は十分か
ホームジムを作る許可が得られたら、部屋の強度・構造に問題がないか確認しましょう。
どれぐらいの強度であればいいかは、設置する器具の重さや行うトレーニングの内容に大きく左右されます。
ダンベルのトレーニング程度であれば、気にする必要はありません。
しかしパワーラック・バーベルなどの重量物を設置し、しかも床引きデッドリフトまでやるとなるとかなりの強度が必要になります。
多くの場合床の補強も必要になるでしょう。
床の強度が十分でない場合大事故に繋がる可能性があるので注意です。
絶対に軽視してはいけません。
具体的な部屋の構造・強度などについては次のSTEPで解説していきます。
小さい子どもがいる場合は安全を保つことができるか
小さい子どもがいる場合は安全に配慮しなければなりません。
子どもは何をしでかすか分かりません。
自分がいないとき、またはトレーニング中にホームジムに侵入し、事故に繋がる可能性があります。
ホームジムが原因で子供の命を失うようなことがあれば最悪です。
ホームジムの扉に鍵を付けたり等対策を打つべきです。
近所迷惑にならないか
たとえ家族からの了承が得られたとしても、トレーニング音が外まで響き、近所迷惑になってしまってはいけません。
たとえばデッドリフトでドッカンドッカン落としていれば結構外まで響く可能性があります。
家の構造にもよりますが、近所トラブルにならないよう注意しましょう。
予算は十分足りているか
ホームジムを作るとなるとかなりの費用が掛かります。
もちろんどんなホームジムを作るかにもよりますが、数万円~数十万円は覚悟しておかなければなりません。
ジムを退会し、ホームジムの作成に取り掛かったが費用が足りず、トレーニングが満足にできないということのないよう注意しましょう。
かといって予算不足を補うために安物に手を出してしまうと、後悔する可能性があります。
ある程度良い器具であれば売れるかもしれませんが、売れなかった場合処分に困ります。
ホームジムを作る際は必ず総費用をしっかりと計算するようにしましょう。
引っ越しする予定はないか
ホームジムを作ったは良いものの、すぐに転勤や引っ越しが控えているということはないでしょうか?
ホームジムの引っ越しはとても大変です。
せっかく組み立てた器具を分解しなければなりませんし、パーツも大きい場合が多いので運ぶのも大変です。
予想外に大きな出費になるかもしれないので注意しましょう。
それでもホームジムを作りたいという場合は、はじめから引っ越し時の費用も計算に入れておくことをおすすめします。
近所でジムの新規オープン予定はないか
ホームジムを作ったはよいものの、そのすぐ後に近所にジムがオープンすることがあります。
「これならホームジムを作らなくても良かったかも」となってしまう可能性があります。
しかも最近は次から次へと様々なところにジムが新規オープンしています。
ホームジムを作る前に、近所でジムの新規オープン予定はないかリサーチしておくことをおすすめします。
まとめ
ホームジムを作る前に当記事を確認し、後悔しないよう注意しましょう。
ホームジムを作るときは想像以上に配慮しなければならないことが多いです。
事前に確認し、対応策を考えて置きトラブルを避けましょう。
またどうしても対応策がない場合は無理せずホームジムを諦めるか、ホームジムの規模を簡易的なものに縮小することも視野に入れましょう。
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