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ROGUE FITNESS「25MM ウィメンズトレーニングバー ブラックジンク」

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総合評価

 4.3

  • ブラックジンクのシャフトが醸し出す、引き締まった外観
  • 日々の反復練習に対応したコストパフォーマンスの高い1本
  • Made in USAの信頼を、あなたの毎日のトレーニングに
免責
  • 本記事は公式サイトの情報と筆者の経験、知識を基に作成していますが、筆者自身による実機検証は行っておりません。数値・性能はあくまで参考値としてご覧ください。
  • 製品の仕様・価格・在庫状況は掲載時点の情報であり、予告なく変更される場合があります。最新情報は必ずメーカー公式サイトをご確認ください。
  • 画像は公式サイトのものを使用しています。
  • リンクにはアフィリエイトを含みます。ご購入・ご利用に際しては読者ご自身の判断と責任でお願いいたします。
  • 本記事は医療・法律・投資等の専門的助言を目的としたものではありません。トレーニングによる怪我や損害について当サイトは一切の責任を負いかねます。
  • 記事内容の正確性には公式サイトの規約に従い万全を期しておりますが、万一誤記・数値誤り等を発見された場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください。速やかに確認・修正いたします。

製品概要

Rogue Fitness社が製造する、女子用のウェイトリフティングトレーニングバーです。

多くのIWF公認の競技用バーとは異なり、回転機構に耐久性の高いブロンズ製ブッシングを採用している点が最大の特徴です。これにより、日々の反復練習に対する耐久性を高め、コストを抑えています。

引張強度190,000 PSIの高品質スチールを使用し、シャフトにはブラックジンク、スリーブにはブライトジンク仕上げが施されています。これもコストを抑えることにつながっています。

ウェイトリフティングに特化しつつ、耐久性とコストパフォーマンスを重視した、実用性の高いトレーニング専用バーです。

スペック

名称「25MM ウィメンズトレーニングバー ブラックジンク」
メーカーROGUE FITNESS(ローグフィットネス)
製造国アメリカ
種別オリンピックシャフト
用途クイックリフト
ウェイトリフティング(ウィメンズ)
公認なし
直径シャフト:25 mm
サイズ全長:201 cm
スリーブ間距離:131 cm
インナーカラー:2cm
装着可能なスリーブの長さ:33 cm
重量15 kg
引張強度190,000 PSI
シャフトコーティングブラックジンク
スリーブコーティングブライトジンク
ローレットミディアム
センターローレットなし
グリップマークウェイトリフティング(91 cm)
回転機構ブロンズブッシング
FレーティングF6-R
価格(税込)83,400 円
※正確な情報は各ECサイト・公式サイトでご確認下さい

スペック評価

項目スペック評価
全長201 cm
装着可能スリーブ33 cm
シャフト直径25 mm
引張強度(PSI)190 K
ローレット強度ミディアム
ウェイトリフティング
シャフトコーティングブラックジンク
スリーブコーティングブライトジンク
センターローレット
91cmグリップマーク
回転機構ブロンズブッシング
評価ルール

推定満足度

: ≧90% のユーザーが満足
: 80–89 %
: 60–79 %
: 40–59 %

: < 40 %

スクロールできます
項目
全長201 cm約 200~205 cm220 cm約 180 cm180 cm 未満
装着可能スリーブ長32.0 〜 33.0 cm33.1 ~ 41.0 cm30.0 ~ 31.9 cm25.0 ~ 29.9 cm25.0 cm 未満
シャフト直径25 mm28 mm28.5 mm29 mm以上
引張強度 (PSI)190-220 k220 k超160-189 k140-159 k<140 k
ローレット強度ミディアム/
競技用アグレッシブ
ミディアムライトライトパワーリフティング用アグレッシブパッシブ/滑る
シャフト
コーティング
ハードクロム / ステンレスセラコート亜鉛ペイント
スリーブ
コーティング
ハードクロムステンレスセラコート亜鉛ペイント
センターローレット有(パッシブ)有(標準〜アグレッシブ)
91cmグリップマーク
回転機構ニードルベアリングベアリング&ブッシングブッシング回転不良/無し

全長

 201 cm
女性のクイックリフトのために設計された理想的な長さ。 IWF(国際ウエイトリフティング連盟)の女子公式規格であり、女性の平均的な体格でスナッチのワイドグリップを問題なく取れるシャフト長と、バー全体のバランスが最適化されています。全ての標準的なラックに適合し、パフォーマンスを最大限に引き出します。

 約 200~205 cm
ほぼ理想的で、使用感に全く問題のない長さ。 メーカーの仕様差によるわずかな違いで、201cmと体感できる差はありません。クイックリフト用として全く問題なく使用できる、高性能なバーと言えます。

 220 cm
男子用バーの長さ。機能的には使えるが、女性専用ではない。 これは男子用(20kg)の標準規格です。長さがあるため、グリップ幅やラックへの設置で困ることはありません。しかし、通常は重量が15kgではなく20kg、シャフトも25mmより太いため、「女性が扱いやすい」という観点からは最適とは言えません。ジムに女子用バーがない場合の次善の策です。

 約 180 cm
グリップ幅とラック設置に制約が出る長さ。 いわゆる「ショートバー」で、スナッチで広い手幅を取ろうとすると、スペースが足りなくなる可能性があります。また、**多くの標準的なパワーラックに置けない(シャフト長が足りない)**ため、ジャークやラックからのクリーンができず、クイックリフトのトレーニング用途としては大きな制約があります。

 180 cm 未満
クイックリフトには不向きな長さ。 テクニック練習用の軽量バーやユースバーに見られる長さです。ラックにはまず置けず、シャフトも短すぎて正しいフォームでの挙上は困難です。本格的なクイックリフトのトレーニングには使用できません。

装着可能スリーブ長

 32.0 cm 〜 33.0 cm
32cmはIWF公式規格に準拠した、競技に最適な長さ。競技用プレートを装着した際に、プレートの重量配分やバー全体のバランスが理想的な状態になります。競技本番と全く同じ感覚でトレーニングできるため、最高の評価です。+1 cmは許容範囲とします。

 33.1 cm ~ 41.0 cm
準競技レベルの長さです。ほとんどのトレーニングで十分な高重量を扱えますが、プレートの種類によっては最後の1枚が入らない可能性が出てきます。

 30.0 cm ~ 31.9 cm
競技規格よりわずかに短い長さ。一般的なトレーニングでは問題なく使用できますが、厚いプレートを高重量で使う際にはスペースが少し窮屈に感じる可能性があります。実用上は十分なレベルです。

 25.0 cm ~ 29.9 cm
装着できるプレートの枚数が明確に制限されるため、高重量のトレーニングには不向きです。初心者や、軽い重量でのフォーム練習など、用途が限定されます。ため、高重量のトレーニングは不可能です。

 25.0 cm 未満
本格的なウェイトリフティングトレーニングには使用できません。装着できる重量が著しく制限され、テクニック練習用のバーなどに近い仕様です。

シャフト直径

 25 mm
女子用ウエイトリフティングバーのIWF公式ルールです。男性より小さい手に合わせて設計されており、スナッチやクリーンで必須の「フックグリップ」を確実に行うための最適な太さです。

 28 mm
男子用の太さです。女性が使用するには太すぎてフックグリップが困難になり、パフォーマンスが著しく低下します。

 28.5 mm
こちらも男子用、あるいは多目的用の太さです。女性には太すぎて適していません。

 29 mm以上
パワーリフティング用の太さです。しなりがなく、フックグリップも不可能なため、女性のクイックリフトには絶対に使用すべきではありません。

引張強度(PSI)

 190-220 k
女子用バーにおいても理想的な強度です。高重量を頭上から落としても永久変形しない「強度」と、引きの動作を補助するしなやかな「弾性(ウィップ)」を完璧に両立しています。

 220 k超
非常に強度が高いですが、硬すぎてバーの「しなり」が少なくなる傾向があります。ウィップを重視する選手にとっては、やや硬すぎると感じられる可能性があります。

 160-189 k
一般的なトレーニングには十分な強度ですが、競技レベルの高重量を繰り返し落とすような環境では、徐々に曲がり(永久変形)が生じるリスクがあります。

 140-159 k
エントリーモデルの強度です。変形のリスクが高いため、ドロップ(落とすこと)は推奨されません。

 <140 k
低品質な鋼材です。簡単に曲がってしまうため、クイックリフトのようにバーを落とす動作は極めて危険です。

ローレット強度

 ミディアム/競技用アグレッシブ/ウェイトリフティング
ミディアム:日々の高頻度・高回数の練習に最適化された強度。確実なグリップを確保しつつ、手のひらへのダメージを抑制。食いつきと優しさの理想的なバランスを実現した仕様です。
競技用アグレッシブ:大会本番での最大挙上を目的とした、滑りを極限まで排除する競技用グリップ。精密に設計されており、パワーリフティング用の「サメの歯」のような鋭さとは異なり、動的なリフトの中でも最高のパフォーマンスを引き出す仕様です。

 ミディアムライト
高品質ですが、ややグリップがマイルドになります。よりしっかりしたグリップを好む選手には物足りないかもしれませんが、手の保護という点では優れています。

 ライト
パッシブ(受動的)なローレットです。汗をかくと滑りやすく、チョークへの依存度が高まります。高重量ではグリップに不安を感じることがあります。

 パワーリフティング用アグレッシブ
パワーリフティング用の「シャークトゥース(サメの歯)」のような鋭いローレットです。クイックリフトで行うと、一瞬で手の皮が裂けてしまいます。

 パッシブ/滑る
ほとんどローレットがない状態です。グリップが効かず、スナッチやクリーンを行うのは危険です。

シャフトコーティング

 ハードクロム/ステンレス
ハードクロムは滑らかな感触がキャッチ時の手のスライドを助け、耐久性も抜群です。ステンレスはローレットの感触が最もダイレクトで、錆への絶対的な信頼感があります。好みで選べる最高峰の選択肢です。

 セラコート
圧倒的な防錆性と、ザラっとした独特のグリップ感が特徴です。ただし、ハードクロムに比べると表面の滑りが若干劣るため、評価は次点となります。

 亜鉛
標準的なコーティングです。防錆性や耐久性は上記のものに劣りますが、コストと性能のバランスが取れています。

 ペイント
最も安価な選択肢です。すぐに剥がれて錆の原因となり、グリップ感も悪いため、本格的なトレーニングには適しません。

スリーブコーティング

 ハードクロム
プレートとの摩擦やドロップの衝撃に最も強く、欠けにくい最高の選択肢です。コーティング片が回転部に入るリスクが最小限で、生命線である回転性能を長期的に保護します。

 ステンレス
傷はつきやすいですが、素材自体が錆びないため、錆が原因で回転不良が起きる心配がありません。長期的な信頼性は高いですが、物理的な傷のつきやすさでハードクロムに一歩譲ります。

 セラコート
防錆性は高いですが、塗膜のためドロップの衝撃で欠ける(チッピング)可能性があります。欠けた破片がベアリングに入り込むリスクを考慮すると、スリーブへの使用は理想的とは言えません。

 亜鉛
ハードクロムより柔らかく傷がつきやすいため、長期使用による劣化が早まります。

 ペイント
耐久性が皆無です。すぐに剥がれて錆び、剥がれた塗装片が回転を妨げる原因になりやすく、最も適さない選択肢です。

センターローレット

 
IWF公式規格。安全かつ快適にトレーニングできるため最高評価です。女性の場合センターローレットがあることで傷ができてしまうのを気にする方もいるので無い方が良いでしょう。

 有(パッシブ)
弱めのセンターローレットは男子用では標準です。女性用のバーベルでは無い方が良いですが、多少の傷がつくことを気にしない方には悪くありません。

 有(アグレッシブ)
男子用としても女子用バーとしても不適切な仕様です。クリーンで首や鎖骨を傷つける危険性が非常に高いです。
スローリフトを中心とするパワーリフティングバーではバックスクワットで滑りにくくなるため適切な仕様ですが、クイックリフト用のバーベルでは身体に傷ができるリスクが上がるだけで不適切です。

91cmグリップマーク

 
IWF(ウエイトリフティング)の公式ルールで定められた位置にあるグリップマークです。毎回同じ手幅で構えるための必須機能であり、これがなければ正確なトレーニングはできません。

 
グリップマークがないバーは、競技や本格的なトレーニング用途としては論外です。毎回手幅が変わってしまい、一貫性のあるフォームを習得することができません。

回転機構

 ニードルベアリング
クイックリフトにおける回転機構のゴールドスタンダードです。キャッチの瞬間に手首への衝撃を逃がすため、最も高速でスムーズな回転を提供します。怪我の防止とパフォーマンスに直結します。

 ベアリング&ブッシング
高品質なハイブリッド方式です。非常に優れた回転性能を持ちますが、最高級のフルニードルベアリングほどの究極のスムーズさには一歩及ばない場合があります。

 ブッシング
耐久性は高いですが、回転速度がベアリングに劣ります。高重量のキャッチ時に回転が追いつかず、手首への負担が大きくなるため、クイックリフトへの適性は高くありません。

 回転不良/無し
論外であり、極めて危険です。回転しないバーでクイックリフトを行うと、ほぼ確実に手首や肘を深刻に傷つけます。

ウェイトリフティング適合性

項目スペック判定
全長201 cm
重量15 kg
装着可能スリーブ長33 cm
直径25 mm
引張強度(PSI)190 K
ローレット強度ミディアム
ウェイトリフティング
撓り
・スリーブ間距離:131cm
・直径:25mm
・硬さ:190-220k PSI
・スリーブ間距離:131 cm
・直径:25 mm
・硬さ:190k PSI
センターローレット
91cmグリップマーク
回転機構ブロンズブッシング
判定ルール
項目×
全長201 cm170〜180 cm220 cmそれ以外
重量15kg5 kg
10 kg
20 kgそれ以外
装着可能スリーブ長32.0 cm30.0 cm ~ 41.0 cm25.0 cm ~ 29.9 cm25.0 cm 未満
シャフト直径25 mm28 mm28.5 mm>29 mm
引張強度 (PSI)190-220 k160-189 k / >220 k140-159 k<140 k
ローレット強度ミディアム/
競技用アグレッシブ
ミディアムライトライト /
パワーリフティング用アグレッシブ
パッシブ/
滑る
撓り
・スリーブ間距離:131cm
・直径:28mm
・硬さ:190-215k PSI
3項目全て適合2項目適合1項目適合適合なし
センターローレット有(パッシブ)有(パッシブ)
91cmグリップマーク有 (IWF規格)無 (81cmのみ)
回転機構ニードルベアリングベアリング&ブッシング複合ブッシングのみ回転不良/無し

全長

◎ 201 cm
IWF(国際ウエイトリフティング連盟)が厳密に規定する女子用バーベルの全長です。この基準は、スナッチなどで最も広い手幅が必要な際に、世界中の競技者に公平で一貫したグリップスペースを保証し、最高のパフォーマンスを発揮するための根幹となります。

○ 170〜180 cm
主にフォーム練習を目的としたテクニックバーの長さです。本格的なトレーニングに移行する前の段階で有効ですが、競技基準とは異なります。

△ 220 cm
男子用の競技基準長です。女子用としては長すぎて扱いにくく、不適合です。

× それ以外
規格外の長さであり、トレーニング用途には適しません。

重量

◎ 15kg
女子ウエイトリフティング競技で厳格に定められた基準重量です。全ての重量計算とトレーニングプログラムの基盤となる絶対的な数値であり、本格的なトレーニングには必須です。

○ 5 kg / 10 kg
技術習得段階の初心者や子供たちにとって有効なテクニックバーの重量です。

△ 20 kg
男子用の基準重量です。女子選手のトレーニングにおいて、重量計算の基準としては不適切です。

× それ以外
非標準の重量であり、正確な重量管理ができないため不適合です。

装着可能スリーブ長

◎ 32.0 cm
IWFが定める公式な女子用バーの装着可能スリーブ長(32.0cm)に準拠した、最高の選択肢です。厚みのあるバンパープレートを使用しても、競技本番と全く同じ条件でトレーニングでき、重量設定で悩むことは一切ありません。

○ 30.0 cm ~ 41.0 cm
競技規格より多少長くても短くても、トレーニング用途としては非常に実用的。特に長いスリーブは、様々な種類のプレートに対応できるため汎用性が高いです。高重量も問題なく扱えます。ただし長い場合はシャフトの直径も太い場合が多いので注意が必要です。

△ 25.0 〜 29.9 cm
趣味のフィットネスや比較的軽めの重量でのフォーム練習には十分ですが、将来的に記録向上を目指す場合、バーベル自体が成長の足かせになる可能性があります。

× 25.0 cm 未満
バンパープレートを複数装着することを想定しておらず、ウェイトリフティングの基本的なトレーニングには不向きです。

シャフト直径

◎ 25 mm
女子用ウエイトリフティングバーのIWF公式ルールです。男性より小さい手に合わせて設計されており、スナッチやクリーンで必須の「フックグリップ」を確実に行うための最適な太さです。

○ 28 mm
男子用の太さです。女性が使用するには太すぎてフックグリップが困難になり、パフォーマンスが著しく低下します。

△ 28.5 mm
汎用バーの太さであり、女性のクイックリフトには適していません。

× >29 mm
パワーリフティング用の太さであり、ウエイトリフティングには絶対に使用すべきではありません。

引張強度 (PSI)

◎ 190-220 k
バーの耐久性を示す数値です。高すぎると硬くなり「しなり」が失われるため、高重量に耐える強度としなやかさ(弾性)のバランスが取れたこの範囲が最適です。

○ 160-189 k / >220 k
160-189k
は耐久性や反発が物足りなくなる可能性があります。220k超は硬すぎる傾向があり、ウエイトリフティングの動作には不向きです。

△ 140-159 k
耐久性に不安があり、高重量での使用には適していません。

× <140 k
簡単に曲がってしまうため、高重量を扱うトレーニングには不適合です。

ローレット強度

◎ ミディアム/競技用アグレッシブ
ミディアム
は高頻度の練習に、競技用アグレッシブは大会本番に、それぞれ最適化されたグリップ。どちらも目的に対する最良の選択肢です。

○ ミディアムライト
グリップがややマイルドになります。手の保護という点では優れていますが、しっかりしたグリップを好む選手には物足りない場合があります。

△ ライト/パワーリフティング用アグレッシブ
ライト
はグリップが弱すぎです。パワーリフティング用アグレッシブは、静的な挙動でバーを固定するためのものであり、手の中で滑らせる動きを含むウェイトリフティングには全く不向きです。

× パッシブ/滑る
グリップがほとんど効かず、高重量を扱うのは危険です。

撓りやすさ

◎ 3項目全て適合
ウエイトリフティングにおいて、シャフトの「しなり(ウィップ)」は、挙上を成功に導くツールとして機能します。しなったバーが元に戻る弾性エネルギーを利用することで、より効率的に高重量をコントロールできます。この評価は、理想的なしなりを生む3つの基準(スリーブ間距離131cm、直径25mm、硬さ190-215k PSI)を全て満たしていることを示します。

○ 2項目適合
3つの主要スペックのうち2つを満たしており、非常に高品質ですが、いずれかの点で競技基準からわずかに外れるため、理想的な「しなり」からは少し劣る可能性があります。

△ 1項目適合
3つの主要スペックのうち1つしか満たしておらず、ウエイトリフティングに求められる特徴的な「しなり」は期待できません。

× 適合なし
ウエイトリフティングに求められる「しなり」のスペックを何一つ満たしていないため、不適合です。
**※注意:**この評価は公表スペックに基づく推定です。実際の「しなり」は、鋼材の種類や熱処理に大きく左右されるため、レビュー等も参考にすることを強く推奨します。

⚠️この評価は公表スペックに基づく推定です。実際の「撓り」は、鋼材の種類や熱処理に大きく左右されるため、レビュー等も参考にすることを強く推奨します。

センターローレット

◎ 無 (IWF規格
IWF(国際ウエイトリフティング連盟)の女子公式規格
。クリーン動作でバーが首や鎖骨に触れる際、皮膚を傷つけることがなく安全かつ快適。痛みや不快感なくパフォーマンスに集中できるため、ウェイトリフティング用として唯一の正しい仕様です。

△ 有(パッシブ)
男子用の規格で女子用としては公式規格外の仕様
。非常に弱い(パッシブな)ローレットが施されているバー。クリーン時に首元で摩擦は生じますが、強い痛みや怪我のリスクは低いです。ただし、不快感は残り、専用品ではないため積極的には推奨されません。

× 有 (アグレッシブ)
パワーリフティング用の仕様であり、完全に不適合
。クリーン時に首や鎖骨を傷つける危険性が非常に高く、痛みによって正しいフォームの習得が著しく妨げられます。

なぜ男子にはセンターローレット(パッシブ)が標準で女子では規格外なの

これは男女の平均的な骨格の違いと、クリーンという種目の特性を考慮した結果、安全性と快適性を優先した設計思想に基づいています。

理由1:クリーン動作における身体への影響の違い

これが最も大きな理由です。

  • 女子選手の場合:
    女性は男性に比べて肩幅が狭く、首から鎖骨にかけてのラインが華奢な傾向にあります。そのため、クリーンでバーをキャッチした際に、バーの中央部分が喉や鎖骨に直接、強く接触しやすいという特徴があります。
    もしここにセンターローレットがあれば、キャッチのたびに皮膚を削ったり、強い痛みを感じたりすることになり、怪我のリスクが非常に高まります。これでは質の高いトレーニングを続けることができません。
  • 男子選手の場合:
    男性は肩幅が広く、僧帽筋や三角筋といった筋肉がより発達しています。そのため、クリーンでバーをキャッチすると、筋肉でできた「棚(シェルフ)」にバーが乗る形になり、喉や鎖骨といった敏感な部分にバーが直接当たりにくいです。
    男子用バーのセンターローレットは意図的に弱め(パッシブ)に作られており、この構造であれば、クリーン時の身体へのダメージは最小限に抑えられます。

理由2:ジャークとスクワットにおける必要性の違い

では、なぜ男子バーにはそもそもセンターローレットが必要なのでしょうか。

女子選手の場合:
女子選手ももちろん高重量を扱いますが、男子選手が扱うほどの絶対重量にはなりません。そのため、バーが滑る力も相対的に小さく、センターローレットが無くても、チョーク(滑り止め)などで十分に対応可能です。
設計上、「クリーン時の安全性と快適性を損なう」という大きなデメリットに比べて、「スクワット時の安定性を少し向上させる」というメリットが小さいと判断されています。

男子選手の場合:
ジャークのラックポジション(構え)や、補強種目であるスクワットを行う際、特に高重量になると、バーが汗で滑りやすくなります。このとき、弱いセンターローレットがシングレット(競技着)や肌にわずかに引っかかることで、バーのズレを防ぎ、安定感を向上させるというメリットがあります。男子選手が扱う絶対重量は非常に重いため、このわずかな安定性がパフォーマンスに繋がります。

91cmグリップマーク

◎ 有 (IWF規格)
ウエイトリフティングの国際規格(IWF)で定められた91cm間隔のグリップマークです。競技や正しいフォームの習得に不可欠です。

× 無 (81cmのみ)
パワーリフティング用の81cmマークしかないバーは、ウエイトリフティングの正しい手幅設定ができず、不適合となります。

回転機構

◎ ニードルベアリング
ウエイトリフティングにおける最重要項目です。スナッチやクリーンでバーを返す際、スリーブが滑らかに高速回転することで手首や肘への負担を無くし、スムーズなキャッチを可能にします。摩擦が極めて少ないため最高の評価となります。

○ ベアリング&ブッシング複合
非常に優れた回転性能を持ちますが、最高級のフルニードルベアリングほどの究極のスムーズさには一歩及ばない場合があります。

△ ブッシングのみ
パワーリフティングで一般的な機構です。回転性能で劣るため、高重量のキャッチで手首への負担が大きくなり、ウエイトリフティングへの適性は高くありません。

× 回転不良/無し
論外であり、極めて危険です。回転しないバーでクイックリフトを行うと、ほぼ確実に手首や肘を深刻に傷つけます。

この製品がハマる人・ハマらない人

ハマる人


  • ベアリングよりも耐久性が高いブッシング構造を好む方
  • ブッシングのようなやや抵抗感がある回転機構の方が好みの方
  • IWF公認バーほどの価格は出せないが、高品質なバーを求める方
  • Made in USAの信頼性と、Rogueブランドに価値を感じる方
  • 日々のトレーニングで高頻度に使用する人

注意が必要な人


  • ベアリングのような抵抗感の少ない回転機構が好みの人
  • BIG3をはじめとしたスローリフトが中心の人
  • IWF公認のステータスや、公式大会での使用を視野に入れている方
  • ステンレスや硬質クロムなど、経年変化の少ない仕上げを好む方
  • もっとコストを抑えたい人

比較

以下のツールで比較したいバーベルを選択することで、スペックを比較できます。

正確なスペックは公式サイトや各ECサイトをご確認ください。

選択してください

ELEIKO
「パワーリフティング コンペティションバー」
価格
217,900 円
製造国
スウェーデン
種別
オリンピックシャフト
用途
クイックリフト
ウェイトリフティング(ウィメンズ)
公認
IWF
シャフト/スリーブ直径
25 / 50 mm
重量
15 kg
全長
201 cm
スリーブ間距離
131 cm
装着可能なスリーブ長
32 cm
引張強度(PSI)
215,000 PSI
ローレット
競技用アグレッシブ
シャフトコーティング
クロムメッキ
スリーブコーティング
クロムメッキ
スレッディングスリーブ
センターローレット
グリップマーク
ウェイトリフティング
(91 cm)
回転機構
ニードルベアリング
詳細記事
MBC POWER SHOP

選択してください

ELEIKO
「パワーリフティング コンペティションバー」
価格
217,900 円
製造国
スウェーデン
種別
オリンピックシャフト
用途
クイックリフト
ウェイトリフティング(ウィメンズ)
公認
IWF
シャフト/スリーブ直径
25 / 50 mm
重量
15 kg
全長
201 cm
スリーブ間距離
131 cm
装着可能なスリーブ長
32 cm
引張強度(PSI)
215,000 PSI
ローレット
競技用アグレッシブ
シャフトコーティング
クロムメッキ
スリーブコーティング
クロムメッキ
スレッディングスリーブ
センターローレット
グリップマーク
ウェイトリフティング
(91 cm)
回転機構
ニードルベアリング
詳細記事
MBC POWER SHOP

バーベルの選び方や各スペック項目の見方については以下の記事を参考にしてください。

お願い〜


記事の内容に誤り等あった場合ご報告いただけば幸いです。

また「こういう情報があった方が良い」「この器具がおすすめ」等情報提供していただけると嬉しいです。

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