ホームジム作成ガイド
床の補強~器具の選定まで徹底解説
STEP1
自分にはジム通いとホームジムどちらが合っているか考える
ホームジムを作成する前に、今一度自分にとってジム通いとホームジムのどちらが合っているか考えましょう。
トレーニングの目的や性格、環境によってはホームジムよりもジム通いの方が合っている可能性もあります。
以下の記事でジム通いとホームジムのメリットとデメリットを挙げたので比較してみて下さい。
【STEP1】ジム・スポーツクラブ通いとホームジムのメリットとデメリット【自分に合っているのはどっち?】
ジム通いに掛かるコスト
また以下の計算機でジム通いに掛かるコストを計算できます。
現在から将来に渡りどれぐらい費用が掛かるのかが分かれば、どれぐらいでホームジムで元が取れるか分かります。
STEP2
ホームジムを作る上での注意事項を確認する
ホームジムを作る際は様々なことに注意を払わなければなりません。
使用器具の選定や費用だけでなく、環境面や安全性は問題ないか、家族の同意は得られているか、騒音や振動で近所トラブルにならないか等多岐に渡ります。
せっかくホームジムを作ったのに事故やトラブルに繋がったら台無しです。
ホームジム作成開始前にまずは下記の記事を読んで注意事項を確認し、本当にホームジムを作っても大丈夫そうか確認しましょう。
【STEP2】ホームジムを作成前の注意点・チェックリスト【後悔しないように要チェック】
STEP3
部屋がホームジムに適した構造・環境か確認する
STEP2で部屋の構造や環境に不安を感じた場合は、下記の記事からその部屋がホームジムに適しているかどうか確認してみて下さい。
部屋が狭い、天井が低い、床の強度が低い等で部屋によっては思い描いているホームジムを諦めなければならない場合があります。
最低限部屋の広さは測っておきましょう。
【STEP3】ホームジムに適した部屋の構造・チェックリスト【広さ・床の強度・設備】
STEP4
どのようなホームジムを作るか考える
ホームジムといっても様々な形があります。
ヨガマットを敷いただけの簡易的なものから何台もマシンを並べたハードコアなものまでかなり幅が広いです。
どのような目的でどんなトレーニングをするかにより理想のホームジム像は変わることでしょう。
ホームジムの種類
以下にホームジムの例を2つ挙げてみたので参考にしてみて下さい。
ホームジムのレイアウト
以下にホームジムのレイアウトについて大まかにまとめたので確認してみて下さい。
①簡易的ホームジム
ベンチ・ダンベル・チンニングスタンド
省スペースで環境に縛られないホームジム。
ダンベルトレーニングを中心にチンニングスタンドも使用して全身を鍛えられます。
②本格的ホームジム
ラック・ベンチ・バーベル・ダンベル
環境・予算が整っていれば可能な本格的なホームジム。
バーベルを使用し、高重量のBIG3が可能で、筋肥大トレーニングだけでなく、効率的な筋力強化やパワーリフティングの練習なども可能です。
STEP5
器具を選定する
どんなホームジムを作るか、どのような器具を導入するかが決まったら器具を選定していきます。
どんな目的でどんなトレーニング・種目を行うかを行うのかをよく考えて決めましょう。
また器具を選定する際は、部屋の広さや床の強度といった情報も重要になってきます。
STEP3で計測した部屋の寸法をもとにそれぞれの器具のサイズ・重量と照らし合わせ設置可能か確認しながら選定していきましょう。
以下の記事を参考に器具を選定すれば大きなハズレはないと思います。
STEP6
必要に応じて床の補強を行う
器具の選定を行うと、場合によっては器具の合計重量がかなり重くなると思います。
部屋の環境にもよりますが、床の補強が必要になる場合があります。
もし必要な補強をせずにトレーニングを行うと大事故やトラブルに繋がる恐れがあるので妥協せずに行いましょう。
床の補強が必要な場合は、トレーニング器具が届く前に床の補強を行いましょう。
床の補強については以下の記事を参考にしてみて下さい。
STEP7
器具の設置
床の補強まで行ったらあとは器具が届き次第設置していきます。
多くの場合、組み立てが必要になります。
パワーラックなどの大きな器具は1人での組み立てが非常に大変なので、誰か手伝ってくれる人がいるとやりやすいです。
STEP8
完成
器具が全て設置できたら完成です。
お疲れさまでした。
あとは思う存分トレーニングに励んでください。
ホームジムの場合は自分でメンテナンスをしなければなりません。
特にネジの緩み等は大事故にも繋がりかねないので定期的に確認し、締め直すようにしましょう。