MBCスクワットスタンドスタンダード 210cm
総合評価
4.9

- 耐荷重525kg!75mm角の極太支柱がもたらす圧倒的な剛性。
- 狭いホームジムでも妥協せず、高重量トレーニングに挑みたい人におすすめ。
- 豊富なオプションパーツで、自分好みのラックにアップデート・カスタマイズ可能。
免責
- 本記事は公式サイトの情報と筆者の経験、知識を基に作成していますが、筆者自身による実機検証は行っておりません。数値・性能はあくまで参考値としてご覧ください。
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製品概要
MBC POWERが提供する、本格的なスクワットスタンドです。
高さ210cm、耐荷重525kgという強力なスペックを誇り、高重量トレーニングにも安心して取り組めます。
75mm角、3mm厚のスチールを採用した極太支柱が、抜群の安定感を実現。
長く頑丈なセーフティバーも標準付属するため安全性も万全です。
ディップスバーやラットプルといった豊富なオプションを追加でき、省スペースながら高い拡張性を持つ一台です。
スペック
名称 | 「MBC スクワットスタンド スタンダード210cm」 |
---|---|
メーカー | MBC POWER |
種別 | スクワットスタンド |
サイズ | 横幅:126 cm ※ステンレスプレートストレージ装着時191cm 奥行:135/148 cm 高さ:210 cm 設置面積:1.70〜1.86 m²※本体のみ |
支柱内側幅 | 110 cm |
重量 | 93/100 kg |
耐荷重量 | 525 kg 以上 |
ラック (オプション) | スタンダードJカップ (サンドイッチJカップ/ローラーJカップ/九頭竜craft ローラーJカップ) |
セーフティー (長さ) | セーフティアーム (61cm) |
ラック-セーフティー調節間隔 | 3 cm 刻み |
主要アタッチメント | ◯ プレートストレージ ◯ チンニングバー ◯ ラットプル ◯ スミスマシン ◯ ディップスハンドル |
その他アタッチメント | ローラーJカップ・ランドマインなど多数 |
フレームカラー | ブラック/グロスレッド/カモ/ステンレス |
価格(税込) | 111,310円/112,650円/112,410円/113,750円 ※+オプション費用 |
タイプ1 | タイプ1.5 | タイプ2 | タイプ2.5 | |
---|---|---|---|---|
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横幅 | 126cm | |||
奥行 | 135cm | 135cm | 148cm | 148cm |
高さ | 210cm | |||
重量 | 130kg | 145kg | 160kg | – |
土台横支柱 | あり | なし | あり | なし |
価格(税込) | 111,310円 +オプション費用 | 112,650円 +オプション費用 | 112,410円 +オプション費用 | 113,750円 +オプション費用 |
スペック評価
項目 | スペック | 評価 |
---|---|---|
支柱内側横幅 | 110 cm | |
セーフティーアーム長 | 61cm | |
耐荷重量 | 525 kg≦ | |
フック種別 | ローラーJカップ選択可 | |
調節間隔 | 3 cm | |
拡張性 | 主要5種中5種 |
評価ルール
推定満足度
: ≧90% のユーザーが満足
: 80–89 %
: 60–79 %
: 40–59 %
: < 40 %
項目 | |||||
---|---|---|---|---|---|
支柱内側横幅 | 110 cm | 107–109 cm | 103–106 cm | 100–102 cm | <100 cm |
セーフティーアーム長 | ≥60 cm | 55–59 cm | 50–54 cm | 40–49 cm | < 40 cm |
耐荷重量 | ≧500 kg | 400–499 kg | 300–399 kg | 200–299 kg | <200 kg |
フック種別 | ローラーJ+他 | ローラーJ | 爪浅J | 爪深J(短) | 爪深J(長) |
調節間隔 | ≦2.5 cm | 3.0 cm | 5.0 cm | 7.5 cm | 10 cm↑ |
拡張性 ストレージ チンニング ラットプル スミス ディップス ストレージ | 4–5 種有 | 3 種有 | 2 種有 | 1 種有 | 0 種 |
支柱内側横幅
パワーラックの左右の支柱の内側の距離を指し、トレーニングを行う際の有効スペースの広さを示します。この幅は、ベンチプレスでのグリップ幅やスクワットでのスタンスの自由度に影響します。110cmは、パワーリフティングルール上限一杯の81cmライン人差し指でのワイドグリップベンチプレスでも支柱に手が干渉しにくいサイズです。一方で、スクワットでパワーリフティング用バーベル(スリーブ間距離131cm)を担ぎバックステップする際に、プレートが支柱に当たりやすくなるというデメリットもあります。
セーフティーアーム長
ハーフラックやスクワットスタンドの支柱から前方に伸びる、バーベルを受け止めるための安全装置(セーフティーアーム)の長さを指します。
このアームの長さは、ラックの外側(前方)で行うトレーニングの安全性を直接左右する最も重要な要素です。特に一人でトレーニングを行うことの多いホームジム環境では、このアームが文字通り命綱となります。
**60cm以上**の長さがあれば、スクワットやベンチプレスで限界を迎え、多少前後にふらついてしまったとしても、バーベルを確実にキャッチしてくれる広い安全域を確保できます。この十分な長さがもたらす心理的な安心感は、リフターが恐怖心なく限界まで追い込むための大きな助けとなります。アームが短くなるにつれて安全域は狭まり、少しフォームが崩れただけでバーベルがアームからこぼれ落ちるリスクが高まるため、評価が低くなります。
耐荷重量
そのラックが構造的にどれだけの重さに耐えられるかを示すメーカーの公称値です。ラックの頑丈さや剛性を判断する上での目安となります。500kg以上の耐荷重を誇るラックは、フレームの素材や太さ、溶接の品質が高いことを示しており、非常に重い重量を扱う上級パワーリフターでも、揺れやたわみを気にすることなく安心してトレーニングに打ち込めます。
フック種別
バーベルを掛けておくJカップ(フック)の種類です。トレーニングの快適性や安全性に大きく関わります。
- ローラーJ:フックにローラーが内蔵されており、バーベルを置いたまま左右の位置を簡単に微調整できます。ベンチプレスやスクワットで、バーの中心を正確に合わせる作業が非常にスムーズになります。また爪も浅くラックアップも楽に行うことができます。
- 爪浅/爪深J:一般的なフック。爪が深いタイプは、ラックアップやバーベルをラックに戻す際に高く持ち上げる必要があり、それも計算に入れる必要が出るためベストな高さに設定することが難しくなります。
調節間隔
Jカップやセーフティーの高さを調整できる穴の間隔(ピッチ)のことです。この間隔が細かいほど、個々の体格や種目に合わせた最適なポジション設定が可能になります。2.5cm以下という細かい間隔であれば、ベンチプレスで胸にギリギリ触れない絶妙な高さにセーフティを設定したり、ベンチプレス・スクワットで無駄な力を使わずにラックアップできる高さに設定したりと、トレーニングの質と安全性を最大限に高めることができます。
拡張性
そのラックをベースとして、後から追加できるオプションパーツの豊富さを示します。ホームジムにおいて、1台でどれだけ多くのトレーニング種目に対応できるかを左右する重要な要素です。プレートストレージ(プレート収納)、チンニング(懸垂)、ラットプル、スミスマシン、ディップスなどのアタッチメントが豊富に用意されていれば、パワーラックが単なるBIG3の土台から、全身を鍛え上げるための多機能なホームジムマシンへと進化します。
パワーリフティング適合性
項目 | スペック | 判定 |
---|---|---|
支柱内側幅 | 110cm | ◎ |
耐荷重量 | ≧525 kg | ◎ |
ローラーJカップ | 有 | ◎ |
判定ルール
項目 | ◎ | ◯ | △ | × |
---|---|---|---|---|
支柱内側幅 | =110 cm | 107–109 cm | 100–106 cm | <100 cm |
耐荷重量 | ≧500 kg | 400–499 kg | 300–399 kg | <300 kg |
ローラーJカップ | 有 | 爪浅Jカップ | ー | 爪深Jカップ |
支柱内側幅
ベンチプレス台の左右の支柱の内側の距離を指します。この幅は、パワーリフティング競技のベンチプレスにおいて非常に重要です。競技では81cmのグリップマークを目一杯使ったワイドグリップの選手が多いですが、支柱の内側幅が狭いと、ラックアップ・ダウンの際に手が支柱に干渉するリスクがあります。**110cm(◎)**の幅があれば、ワイドグリップでも安全かつスムーズに動作を行うための十分なスペースが確保できます。
耐荷重量
そのベンチプレス台が構造的にどれだけの重さに耐えられるかを示すメーカーの公称値です。パワーリフティングでは非常に重い重量を扱うため、器具の剛性と安定性は安全確保の根幹となります。**500kg以上(◎)**の耐荷重を誇る製品は、フレームの素材や太さ、溶接の品質が高く、高重量をかけても揺れやたわみが発生しにくいため、リフターは安心してトレーニングに集中することができます。
ローラーJカップ
バーベルを置くフック(Jカップ)に、バーベルを左右にスライドさせるためのローラーが内蔵されているかを示します。ベンチプレスでは、バーベルをラックから外した後に、胸の上の最適なスタートポジションへ正確にセットすることが求められます。**ローラーJカップが有る(◎)**場合、バーベルを置いたまま軽い力で左右に微調整できるため、セットアップが極めてスムーズかつ正確になります。これにより、毎回一貫したフォームで試技に入ることができます。またローラーJカップは爪も浅いためラックアップ・ダウンも無駄に高く持ち上げることなく可能です。反対に爪が深いJカップ(×)は、バーベルを戻す際に高く持ち上げる必要があり、疲労困憊時には危険を伴うため評価が低くなります。
この製品がハマる人・ハマらない人
ハマる人
- 高重量のスクワットやベンチプレスを自宅で行いたい方
- 頑丈なセーフティで安全なトレーニングを最優先したい方
- 豊富なオプションで将来的にラックを拡張していきたい方
- 部屋に圧迫感は出したくはないが本格トレーニングをしたい方
- 省スペース設計と本格的なスペックを両立させたい方
注意が必要な人
- 10万円以下の低予算でトレーニング環境を整えたい方
- 設置場所の天井高が210cm以下の住宅にお住まいの方
- 高身長でプルアップがやりたい人

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