MBCPOWER「MBCコンペティションフラットベンチ」
総合評価
5

コスパ:S
- 10cm厚ファットパッドで肩に優しく超高重量使用時も安定
- シート幅・高さがIPF規格寸法&片側1本脚で大会志向の上級トレーニーも安心
- ハンドル&ホイール付き&直立収納可能でホームジムにピッタリ
免責
- 本記事は公式サイトの情報と筆者の経験、知識を基に作成していますが、筆者自身による実機検証は行っておりません。数値・性能はあくまで参考値としてご覧ください。
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製品概要
MBC コンペティションフラットベンチは、パワーリフティング規格に準拠した幅31.5 cm・高さ44 cmで、ファットパッド(厚さ10 cm)を採用し、高重量時でも肩の沈み込みを抑えて安全にベンチプレスが行えます。
三本脚デザインは足元スペースを広く確保し、ブリッジ時の足のセッティングの自由度を高めます。
フレームは75 × 75 mm・t3 mm の高剛性スチールで静止耐荷500 kgをテスト済み。
重量29 kgと扱いやすいサイズを保ちつつ、ハンドルとキャスターで移動も簡単、未使用時は直立保管が可能です。
ブラック・レッド・シルバーの3色展開で、ホームジムから競技志向のジムまで幅広くマッチします。
スペック
名称 | 「MBC コンペティションフラットベンチ」 |
---|---|
メーカー | MBC POWER |
種別 | フラットベンチ |
サイズ | 横幅:61 cm 長さ:130 cm 高さ:44 cm 設置面積:0.79 m² |
シートサイズ | 横幅:31.5 cm 長さ:120 cm 高さ:44 cm |
重量 | 29 kg |
耐荷重量 | 500 kg |
脚の形状 | 片側1本脚 |
シートの厚さ | 10 cmファットパッド |
カラー(フレーム) | ブラック/グロスレッド/シルバーグレー |
価格(税込) | 30,480 円 |
スペック評価
項目 | スペック | 評価 |
---|---|---|
本体サイズ | 横幅:61cm 長さ:130cm 高さ:44cm 設置面積:0.79 m² | |
シートサイズ | 横幅:31.5cm 長さ:120cm 高さ:44cm | |
重量 | 29 kg | |
耐荷重量 | 500 kg | |
脚形状 | 片側1本脚 | |
シートグリップ | グリッピービニール | |
モビリティ | ハンドル+キャスター | |
収納 | 直立収納可 |
評価ルール
推定満足度
: ≧90% のユーザーが満足
: 80–89 %
: 60–79 %
: 40–59 %
: < 40 %
項目 | |||||
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本体サイズ | ≤0.80 ㎡ | 0.81–0.90 ㎡ | 0.91–1.00 ㎡ | 1.01–1.10 ㎡ | >1.10 ㎡ |
シートサイズ | ・横幅30–32 cm ・長さ≥120 cm ・高さ42–45 cm | いずれか1項目が 横幅±1 cm以内 高さ±1 cm以内 長さ±3 cm以内 | 横幅28–32 cm または 長さ85–89 cm | 横幅26–27 cm または 長さ80–84 cm | 横幅<26 cm または 長さ<80 cm |
重量 | 25–35 kg | 20–24 kg 36–40 kg | 15–19 kg 41–45 kg | 10–14 kg 46–50 kg | <10kg >50 kg |
耐荷重量 | ≥500 kg | 400–499 kg | 300–399 kg | 200–299 kg | <200 kg |
脚の形状 | 片側1本脚 | やや幅広の片側1本脚 | 横フレーム付き前脚で幅普通だが制限軽度 | 横フレーム付き前脚で制限あり | ワイド脚で明確に干渉 |
シートのグリップ | 波型PVC・サメ肌など手で擦って滑らない | 荒めPVC/ラバー | 微テクスチャPVC | 合皮平滑(少し滑る) | ツルツル 劣化しやすい |
モビリティ (キャスター・ハンドル) | 両方あり & 片手移動可 | 両方あり | 片方あり | 無し・<30 kg | 無し・≥30 kg |
収納 | 自立直立収納可 (奥行≤60 cm) | 壁立て掛けOK 安定 | 折り畳み収納可 | 収納機能なしだがフットプリント≤0.70 ㎡ | 収納機能なしかつ>0.70 ㎡ |
本体サイズ
ベンチを床に置いた際の設置面積(フットプリント)を指します。ホームジムのようにスペースが限られた環境では、このサイズが小さいほど空間を有効活用できます。**0.80㎡以下**のコンパクトなモデルは、パワーラック内への設置や移動、収納がしやすく、トレーニングエリアを広く保つことに貢献します。ただし小さすぎる場合は安定性を損なう可能性もあるため注意が必要です。
シートサイズ
ベンチのシート(背もたれや座面)の「幅」「長さ」「高さ」を評価します。特にベンチプレスにおいて、身体を安定させるために非常に重要な要素です。
- 幅(30-32cm):肩甲骨をしっかりと乗せ、安定したブリッジを組むための最適な幅です。
- 長さ(≧120cm):身長の高い方でも、頭からお尻までがシートに収まる十分な長さです。
- 高さ(42-45cm):地面に両足をしっかりとつけ、力を最大限に発揮する(レッグドライブを使う)ための基準となる高さです。
これらパワーリフティングの公式規格に近いサイズであるほど、本格的なトレーニングに適しています。
重量
ベンチ自体の重さです。高重量のダンベルやバーベルを扱う際、ベンチ自体が重いほど、ぐらつきやズレが少なくなり、抜群の安定感を生み出します。**25-35kg**程度の重量があれば、ハードなトレーニングでもリフターの動きをしっかりと支え、フォームに集中することができます。ただし重過ぎると移動が大変になるので適度な重量であることも大切です。
耐荷重量
ユーザーの体重と使用重量の合計に対して、ベンチが安全に耐えられるかを示す公称値です。高重量を扱うほど、この数値の重要性は増します。**500kg以上**のスペックを持つベンチは、フレームの素材や構造が極めて堅牢であることの証であり、どんなトレーニングにおいても絶対的な安心感を提供します。
脚の形状
ベンチの脚フレームの形を指し、トレーニング中の足の置きやすさに直結します。ベンチプレスでしっかりと踏ん張るためには、足を置くスペースを妨げない形状が理想です。**片側1本脚**のタイプは、足の位置の自由度が格段に上がり、最適なスタンスで最大のパフォーマンスを発揮できます。
シートのグリップ
シート表面の滑りにくさです。高重量のベンチプレスでは、背中がシート上で滑ってしまうと、フォームが崩れて力が逃げるだけでなく、怪我のリスクも高まります。**波型PVCやサメ肌加工**のように、意図的に高い摩擦力を持たせたシートは、汗をかいても背中をがっちりと固定し、安定したブリッジの維持を強力にサポートします。
モビリティ(キャスター・ハンドル)
ベンチを移動させるための装備です。高重量で安定感のあるベンチは必然的に重くなりますが、キャスター(車輪)とハンドルが装備されていれば、その移動が非常に楽になります。**ハンドルとキャスターの両方があり、片手で移動可能**なモデルは、トレーニングの準備や後片付けのストレスを大幅に軽減してくれます。
収納
使用しない時の収納のしやすさです。特にホームジムでは、トレーニング時以外はスペースを確保したいというニーズがあります。**自立して直立収納が可能で、かつ奥行きが60cm以下**のモデルは、壁際などに省スペースで安全に保管できるため、最も理想的な収納方式と言えます。
パワーリフティング適合性
項目 | スペック | 判定 |
---|---|---|
寸法規格 幅30–32cm 長≥122cm 高42–45cm | 横幅:31.5cm 長さ:120cm 高さ:44cm | ◯ |
耐荷重量 | 500 kg | ◎ |
足のセッティングの自由度 | 片側1本脚 | ◎ |
滑り止め | グリッピービニール | ◎ |
判定ルール
項目 | ◎ | ◯ | △ | × |
---|---|---|---|---|
寸法規格 幅30–32cm 高42–45cm 長≥122cm | 3項目全て適合 | 2項目適合 | 1項目適合 | 規格外寸法 |
耐荷重量 | ≥500 kg | 400–499 kg | 300–399 kg | <300 kg |
足のセッティングの自由度 | 支柱のみのシンプルな片側一本脚構造で干渉なし | 土台プレート付きの片側一本脚構造で殆どの人に干渉なし | 一般的な横支柱付き前脚で幅普通だが制限あり | ワイド脚で明確に干渉 |
滑り止め | 高摩擦表面 | 普通 | 滑り止めなし | ツルツル滑る |
寸法規格
ベンチの「幅」「高さ」「長さ」が、パワーリフティングの公式競技規定に準拠しているかを示します。
- 幅30-32cm: 肩甲骨をしっかりとシートに乗せ、安定した土台を作るための最適な幅。
- 高さ42-45cm: 地面に両足をしっかりつけ、力を最大限に発揮する(レッグドライブ)ための基準となる高さ。
- 長さ≧122cm: 高身長のリフターでも、頭からお尻までがシートに完全に収まる十分な長さ。
これら**3項目全てに適合(◎)**しているベンチは、競技大会で使われるものと同じ感覚でトレーニングできるため、フォームの再現性を高め、最高のパフォーマンスを引き出す上で極めて重要です。
耐荷重量
ユーザーの体重と使用重量の合計に対して、ベンチが安全に耐えられるかを示す公称値です。パワーリフティングでは極めて重い重量を扱うため、この数値はベンチの剛性や安定性を測る上で最も基本的な指標となります。**500kg以上(◎)**の耐荷重を誇る製品は、フレームの素材や構造が非常に堅牢であり、高重量をかけても揺れやたわみが生じにくく、リフターに絶対的な安心感を与えます。
足のセッティングの自由度
ベンチプレスで力を発揮するための踏ん張り(レッグドライブ)を効かせる際、足の位置をどれだけ自由に決められるかを示します。ベンチの脚フレームが足の置き場を邪魔してしまうと、最適なスタンスを取ることができません。**支柱のみのシンプルな片側一本脚構造(◎)**は、足のセッティングを一切妨げないため、リフターが最も力を発揮できる理想的なフォームを組むことが可能です。
滑り止め
シート表面の滑りにくさを評価します。ベンチプレスで高いブリッジ(アーチ)を組む際、背中が滑ってしまうとフォームが崩れ、力が逃げるだけでなく、大怪我につながるリスクもあります。**高摩擦表面(◎)**を持つシートは、汗をかいた状態でも背中をがっちりと固定し、安定したブリッジの維持を強力にサポートします。これは安全かつ最大の力を発揮するために不可欠な要素です。
この製品がハマる人・ハマらない人
ハマる人
- IPF規格ベンチで公式大会を見据える人
- 厚パッドで肩への負担を最小化したい人
- 高重量でも揺れない安定感を求める中上級者
- 省スペース収納でホームジムを最適化したい人
- 移動のしやすさも妥協したくない人
- 肩の負担を軽減したい人
注意が必要な人
- 1万円台の入門用ベンチで十分な人
- シートが薄型で硬めが好みの人
- 長さ122 cm以上に厳密にこだわる高身長の競技者
- ロータイプ脚ベンチで足裏を床に密着させたい人
- ベンチを頻繁に色々な場所へ運びたい人


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