ホームジムに適したトレーニングラックの選び方
トレーニングラックとは
トレーニングラックとは上記のような、バーベルを乗せて使用するトレーニング器具のことです。
バーベルやベンチと組み合わせることでベンチプレスやスクワットをはじめとした様々なトレーニングが可能となります。
またセーフティーも付いているため、トレーニング時に潰れた際の安全性も確保できます。
トレーニングラックはホームジムの主役といっても過言ではありません。
トレーニングラックでできる種目
- スクワット ※バーベルと組み合わせて
- ベンチプレス ※バーベル・ベンチと組み合わせて
- チンニング ※チンニングバーが付いている場合
- ディップス ※ディップスバーが付属している場合
- その他多数 ※アタッチメントや他の器具との組み合わせて
トレーニングラックの種類
※画像クリックで詳細解説へ飛べます
パワーラックの特徴・メリット・デメリット
メリット
- スクワットやベンチプレスで潰れたときやバランスを崩したときの安全性が高い
デメリット
- サイズが大きく圧迫感がある
- 重量が重い
- バーベルをラックの外に出すのが大変
ラックといえば真っ先に挙げられるのがパワーラック。
ジムでもホームジムでも主役級で大人気のトレーニング器具です。
ジムではパワーラックを使うのに数十分待ちはザラです。
パワーラックにバーベルとベンチさえあれば、スクワット・ベンチプレスをはじめかなりの種目が可能となります。
拡張性が高いものも多く、アタッチメントを追加すれば、スクワット・ベンチプレス以外にもチンニング、ディップス、ラットプルダウンなど様々なトレーニングができます。
安全性も高く(セーフティーをしっかり設定していれば)バランスを崩してもしっかりと身体を守ってくれるでしょう。
ただしサイズが大きく、重量も重いものが多いので、部屋の天井の高さや床の強度をオーバーしないよう注意が必要です。
またパワーラックの外にバーベルを取り出そうとしたときは少し大変です。
狭い部屋だと壁にバーベルがゴツゴツ当たって傷つけてしまうかもしれません。
特にデッドリフトをやるためにバーベルをラックの外に出すことが多いという人は考慮しておきましょう。
ハーフラックの特徴・メリット・デメリット
メリット
- プレートツリーが付いているものだと収納力が高い
- 圧迫感が少ない
- バーベルの移動が楽
- パワーラックに比べて重量が軽い
- 拡張性が高い物が多い
デメリット
- 後方にバランスを崩したときにやや危険
ここ数年人気なのがハーフラックです。
バーベルを掛けるフック部分とセーフティーが支柱の外側でオープンになっています。
これによりパワーラックのデメリットであったバーベルの移動が楽になります。
また、オープンになっている分狭い部屋でも圧迫感が少なくなります。
スクワットをする際、慣れないうちは後方がオープンになっていて、
後ろにバランスを崩しても大丈夫だろうか?
と心配になるかもしれませんが割とすぐに慣れます。
※もちろん器具を過信してはいけません
スクワットスタンドの特徴・メリット・デメリット
メリット
- 重量が軽い
- コンパクトで圧迫感がない
- 価格が安め
デメリット
- 後方にバランスを崩したときにやや危険
当サイトでイチオシしたいのがスクワットスタンドです。
名前はスクワットスタンドですが、メーカーによってはベンチと組み合わせるとベンチプレスが可能です。
まずホームジムで問題になりやすい重量ですが、コンパクトで支柱も少ないので他のラックと比べると圧倒的に軽いです。
大きさもコンパクトで狭い部屋でも圧迫感なく使用できるでしょう。
また価格も他のラックと比べるとかなり安いのも魅力です。
現状では多くのホームジムにとって最適解となり得ると思います。
コンボラックの特徴・メリット・デメリット
メリット
- ベンチもセットになっている
- スクワット・ベンチプレスをパワーリフティング大会と同様の環境で練習できる
- スクワット・ベンチプレスがやりやすい
- ラックの調節幅が小刻みで微調整しやすい
デメリット
- 価格が高い
- スクワット・ベンチプレス以外の用途が少ない
- ベンチの取り付け・取り外しが面倒
- 後方にバランスを崩したときにやや危険
コンボラックは、主にパワーリフティングの競技大会で使用されるラックです。
用途もスクワットとベンチプレスに特化されています。
価格が50万円前後するものが多く、非常に高いです。
パワーリフターにとっては、大会と同条件でトレーニングできるので高いお金を払う価値があるかもしれません。
※実際にはパワーリフティングの大会で使用するのは毎回同じメーカーのものではないため毎回完全に同条件とはいきません
しかしパワーリフターでない場合、スクワット・ベンチプレス以外のトレーニングがほとんどできないのであまりおすすめしません。
どのトレーニングラックを選べば良いか
トレーニングラックの選び方・チェックポイント
価格
ラックはホームジムの主役となる器具ですが、価格の幅は安いものから高い物まで幅広くラインナップされています。
注意しなければいけないのは、価格が高ければ高い程良いラックというわけではないということです。
高くても使いにくいものも多いので、予算に余裕があったとしても安易に高いものを選んではいけません。
最近は高品質で使いやすく低~中価格のものも出回ってきているのでそういったものを選択するようにしましょう。
高さ
ラックの高さは部屋の天井の高さをオーバーしていないか確認するようにしましょう。
業務用のラックなどでは一般的な部屋の天井の高さをオーバーしているものもあるので注意です。
また天井の高さをオーバーしていなかったとしても、チンニングで身体を引き上げた際に頭が天井に当たらないかも確認しましょう。
横幅
横幅は支柱の内側~内側の長さを確認しましょう。
なぜかというと、この幅が狭いとベンチプレスを行う際に手幅に制限が掛かってしまうからです。
例えばパワーリフティングルール一杯である人差し指81㎝ラインのワイドグリップベンチプレスを行いたい場合や、体格が大きくワイドグリップでスクワットを行う場合ラックの幅が狭いと手がぶつかってしまうためできません。
この幅が狭いラックはかなり多いので要注意です。
尚ワイドグリップベンチプレスをやらないという場合は気にしなくても構いません。
重量
ラックは大きい器具であるためかなりの重量があり100kgを超えるものが多いです。
自体重とバーベルの重量などを足すと、床の強度をオーバーしてしまう可能性があります。
ある程度は床の補強によって対応できるかもしれませんが、あまりにも重いものだと不安が残ります。
セーフティー
スクワットやベンチプレスで潰れたりバランスを崩したりしたときにバーベルを受け止めて身体を守ってくれるのがセーフティーです。
セーフティーは様々なタイプのものがあります。
貫通式
メリット
- 安価
デメリット
- セーフティーの抜き差しに後方にスペースが必要
- セッティングが面倒&うるさい
- バーベルを落としたりプレートと衝突するとうるさくフォームも崩れる
フリップダウン
メリット
- セッティングが簡単
- 調節が簡単
デメリット
- 高価
- バーベルを落としたりプレートと衝突するとうるさくフォームも崩れる
ストラップ
メリット
- セッティングが簡単
- バーベルを落としても音がせず静か
- バーベルやプレートと接触してもフォームが崩れない
デメリット
- (はじめだけ)弛みを計算しなければならないため調節がやや難しい
セーフティアーム
メリット
- ラックの外側に設置できる
- コンパクトに収納可能
デメリット
- (長さが短いと)危険
貫通式のものだとセーフティーを抜き差しするためにラックの後方にスペースが余計に必要になります。
部屋の環境にもよりますが、できるだけ高さを変更しやすいものを選びましょう。
またセーフティーの高さの調節間隔も重要です。
例えばセーフティーの高さが高過ぎるとベンチプレスやスクワットのボトムでバーベルがセーフティーにぶつかってしまいます。
逆に低過ぎると潰れたときにセーフティーが機能しません。
できるだけセーフティーの高さを細かく調節できるものを選びましょう。
耐荷重量
耐荷重量は必ず確認するようにしましょう。
自分の使用重量に対しラックの耐荷重量が低かったら危険です。
潰れたりバーベルを戻したりした際にラックが重量に耐え切れず壊れて大事故に繋がる可能性があります。
特にあまりにも安いラックは支柱が細く弱々しく耐荷重量が低いものが多いです。
実際にラックが崩れて壊れるかどうかは別として、耐荷重量が低いラックでトレーニングをするというのは精神衛生上も良くありません。
自分のレベルが上がり、扱う重量が上がるにつれ、
「本当に大丈夫だろうか?」
と不安がよぎりトレーニングに集中できなくなります。
ラックの調節幅間隔
ラック(バーベルを掛けるフック部分)の調節間隔はできるだけ細かく調節できる方が良いです。
例えばベンチプレスを行う際を考えてみましょう。
ラックの位置が高いとラックアップ時に肩甲骨が開きフォームが崩れます。そして戻す際はラックの位置が高いため引っ掛かって戻しにくくなります。
逆にラックが低い場合はラックアップが大変で余計な体力を消耗してしまいます。
ちなみにスクワットでも同様なことが起こります。
本当はラックアップも戻す際も楽にできるちょうど良い位置に調節できるのが理想です。
しかし、調節間隔が大きいラックだと人によっては理想よりも高めか低めにしか調節できません。
古いラックなどではこの調節幅がかなり広めになっていて使いにくいことがあるので注意しましょう。
アタッチメント・オプションの有無
ラックによっては拡張性が高く、様々なアタッチメントを追加できるものがあります。
例えばマルチチンニングバー、プーリー、ディップススタンド、プレートツリーなど様々です。
そういったアタッチメントは無くても良いという人は気にしなくても構いません。
しかしホームジムという限られたスペースでできる限りトレーニングの幅を広げたいという場合は考慮した方が良いでしょう。
もちろんスペースに余裕があるという人であれば別途ラットマシンなどを購入するのも選択肢が広がるので良いと思います。
おすすめラック
おすすめパワーラック
ホームジム用のパワーラックは現状、MBC POWER SHOPさんと武器屋.netさんの製品の2強といえます。
細かい品質に拘るならMBCパワーラック、コスパに拘るならONIパワーラックが良いでしょう。
この2つから選べば間違いないでしょう。
ちなみにどちらもどんどん改良が進んでいるので、新しいオプション・アタッチメントの追加も期待できます。
MBCパワーラック210㎝
~細かい品質に拘るならこれ~
価格 | ◎ | 154,860~ 265,690円(税込み) |
全高 | ◎ | 210㎝ |
横幅(支柱内側間) | ◎ | 約110㎝ ※推定 |
奥行 | ◎ | 135~178㎝ |
重量 | ◎ | 130~160kg |
セーフティー | ◎◎ | ストラップ |
耐荷重量 | ◎ | 525kg以上 |
ラックの調節間隔 | ◎ | 3㎝ |
アタッチメント・オプション | ◎ | プレートストレージ バーベルストレージ ディップスハンドルアタッチメントなど |
メリット
- コンパクト
- 高強度
- 高品質低~中価格
- 高重量スクワット・ベンチプレスもOK
- 粉体塗装で傷が付きにくい
- オプションでステンレス支柱に変更可
デメリット
- 特になし
MBC POWER SHOPさんより販売されているオリジナルパワーラックです。
アタッチメントやオプション、サイズ展開も多く、パワーリフターはもちろん誰が使用しても使いやすいでしょう。
それでいて価格もROGUEやELEIKO製品より安くリーズナブルな価格にです。
海外製品は高さがあり、日本の住宅ではサイズオーバーになる例も多いですが、こちらのパワーラックはそういったことも考慮し210㎝となっています。
オプションでステンレス支柱に変更することもでき、品質も含め非の打ち所の無いパワーラックと言えるでしょう。
ONI鬼パワーラック
~コスパと拡張性に拘るならこれ~
メリット
- 低価格
- コンパクト
- アタッチメント・オプションが豊富
- 高重量スクワット・ベンチプレスOK
- 細かくラックの高さ調節可能
- 標準でプレートストレージ・チンアップバーあり
デメリット
- 粉体塗装でないため傷が付きやすい
武器屋.netさんのオリジナルパワーラックです。
筋トレ器具界の価格破壊を起こしたといって良い程の低価格パワーラックです。
様々な機能がてんこ盛りなのにコンパクトな作りになっています。
また、日々改良が進められているのも魅力です。
強いて欠点を挙げれば、粉体塗装がされていないためMBCPOWERさんのラックと比較すると傷が付きやすいようです。
ただそういった処理をしていないからこその価格でもあると思います。
傷は気にしないという人にとっては超コスパが良いラックです。
おすすめハーフラック
ハーフラックもMBC POWER SHOPさんと武器屋.netさんの2強です。
ハーフラックも細かい品質に拘るならMBCパワーラック、コスパと拡張性に拘るならONIパワーラックが良いでしょう。
MBCハーフラックスタンダード210㎝
~細かい品質に拘るならこれ~
価格 | ◎ | ¥161,750 (税込) ~ ¥325,460 (税込) |
全高 | ◎ | 210㎝ |
横幅(支柱内側間) | ◎ | 約110㎝ ※推定 |
奥行 | ◎ | 148㎝ or 178㎝ |
重量 | ◎ | 140kg or 145kg or 160kg |
セーフティー | ◎ | 61㎝ |
耐荷重量 | ◎ | 525kg以上 |
ラックの調節間隔 | ◎ | 3㎝ |
アタッチメント・オプション | ◎ | プレートストレージ バーベルストレージ ディップスハンドルアタッチメントなど |
メリット
- 高品質低~中価格
- コンパクト
- 高重量スクワット・ベンチプレスOK
- オプションでステンレス支柱に変更可
デメリット
- 特になし
MBC POWER SHOPさんより販売されているオリジナルハーフラックです。
パワーラックと同様、日本家屋でも問題なく使用できるサイズになっています。
セーフティーの長さも61㎝と十分な長さがあるので安心して使用できるでしょう。
価格もリーズナブルなのでとてもおすすめです。
ONI鬼ハーフラック
~コスパと拡張性に拘るならこれ~
価格 | ◎◎ | 118,000円(税込) |
全高 | ◎ | 約200㎝ |
横幅(支柱内側間) | ○ | 約107.5㎝ ※Jフック間 |
奥行 | ◎ | 約120㎝ |
重量 | ◎ | 約150kg |
セーフティー | ◎ | 約61.5㎝(高さ:約48〜約170㎝) |
耐荷重量 | ◎ | 約500kg |
ラックの調節間隔 | ◎ | 2.5㎝ |
アタッチメント・オプション | ◎ | プレートストレージ×8 ※標準 ラットマシンロープーリー ハイポジションチンアップバーなど |
メリット
- 超低価格
- コンパクト
- 標準でプレートストレージあり
- 高重量スクワット・ベンチプレスOK
- アタッチメント多数
デメリット
- 粉体塗装でないため傷が付きやすい
武器屋.netさんより販売されているオリジナルハーフラックです。
パワーラックと同様、超低価格です。
セーフティーの長さも61.5㎝と十分な長さがあります。
強度も耐荷重量500kgと強く問題ありません。
強いて欠点を挙げれば、粉体塗装がされていないためMBCPOWERさんのラックと比較すると傷が付きやすいようです。
ただそういった処理をしていないからこその価格でもあると思います。
傷は気にしないという人にとっては超コスパが良いラックです。
おすすめスクワットスタンド
スクワットスタンドでおすすめなのはMBC POWER SHOPさんのオリジナルスクワットスタンドと武器屋.netさんのONIスクワットスタンドです。
他のメーカーからもいくつかスクワットスタンドが販売されていますが、ものによってはセーフティーを下げきれず、ベンチプレスができない場合があるので注意しましょう。
MBCスクワットスタンドスタンダード210㎝
~軽量コンパクトで設置しやすく日本家屋にぴったり~
価格 | ◎ | ¥111,310 (税込) ~ ¥189,920 (税込) |
全高 | ◎ | 210㎝ ※182㎝タイプあり |
横幅(支柱内側間) | ◎ | 約110㎝ ※推定 |
奥行 | ◎ | 135 or 148㎝ |
重量 | ◎ | 93 or 100kg |
セーフティー | ◎ | 61㎝ |
耐荷重量 | ◎ | 525kg以上 |
ラックの調節間隔 | ◎ | 3㎝ |
アタッチメント・オプション | ◎ | プレートストレージ ディップスハンドルアタッチメント その他多数 |
メリット
- 低価格・高品質
- 超コンパクトで省スペースで使用可能
- 本体重量が軽い
- 高重量スクワット・ベンチプレスOK
- プレートストレージも装着可能
- セーフティーを内側に向けて収納すればより省スペースで収納可能
- パワーラックやハーフラックへアップデートできる
デメリット
- 特になし
MBC POWER SHOPさんより販売されているオリジナルスクワットスタンドです。
軽重量かつコンパクトな作りになっており、制限の多い日本家屋において一つの最適解ともいえるラックです。
名称はスクワットスタンドですが、ベンチと組み合わせればベンチプレスも可能です。
「ホームジムを作りたいけど部屋が狭い」「床の強度が心配」
といった人には本当におすすめです。しかも後からパーツを買い足すことでパワーラックやハーフラックにアップデートすることも可能なので、迷ったらまずこれから購入するのがいいかもしれません。
ONI鬼スクワットスタンド
~超コスパが良いスクワットスタンド~
価格 | ◎◎◎ | 79,200円(税込) |
全高 | ◎ | 200㎝ |
横幅(支柱内側間) | ◎ | 107㎝ |
奥行 | ◎ | 120㎝ |
重量 | ◎ | 約82kg |
セーフティー | ◎ | 61㎝ |
耐荷重量 | ◎ | 約500kg |
ラックの調節間隔 | ◎ | 2.5㎝ |
アタッチメント・オプション | ◎ | プレートストレージ ディップスハンドルアタッチメント その他多数 |
メリット
- 超低価格
- 超コンパクトで省スペースで使用可能
- 本体重量が軽い
- 高重量スクワット・ベンチプレスOK
- プレートストレージも装着可能
- アタッチメント多数
デメリット
- パワーラックやハーフラックへアップデートできない
- コンパクトであるため使用法によっては注意事項あり
ONIのスクワットスタンドです。MBC POWER SHOPさんよりコンパクトで低価格です。
このスクワットスタンドにベンチを加えれば最もコスパが高く競技水準のBIG3を行うことができそうです。
コンパクトであるが故、使用法によっては物理的に倒れないよう若干の注意事項がありますがこの圧倒的なコスパは非常に魅力的です。
おすすめコンボラック
ホームジムにおすすめのコンボラックは武器屋.netさんより販売されているONI鬼コンボラックです。
コンボラックは他にも良いラックが沢山ありますが、50万円前後もするためホームジム用としては高過ぎます。
その点ONI鬼コンボラックは22万円と激安です。これであればホームジム用としても十分検討できるでしょう。
またMBC POWERさんからもスクワットスタンドにベンチプロップとフラットベンチ、ローラーJカップを組み合わせて販売されているトレーニングコンボラックがあり、こちらも非常におすすめです。
ONI鬼コンボラック
~普段からコンボラックで練習をしたいというパワーリフターはこれ~
価格 | ◎◎ | 297,000円(税込) |
奥行 | ◎ | 約164㎝(ジャッキ展開時206㎝) |
重量 | ◎ | 約138kg |
セーフティー | ◎ | 約58㎝(高さ:51〜77㎝) |
耐荷重量 | ◎ | 約500kg |
ラックの調節間隔 | ◎◎◎ | 約2.5㎝ |
アタッチメント・オプション | ◎ | プレートツリー コンペティションシート |
メリット
- 超低価格
- ベンチプレスがやり易く肩に優しい
- パワーリフティングの大会に近い環境で練習ができる
- IPF公認
デメリット
シートの柔らかさは考慮が必要※オプションのコンペティションシートを使用すれば解決できます
武器屋.netさんより販売されているオリジナルコンボラックです。
コンボラックとしては考えられない安さです。※通常コンボラックは50万円以上します
ベンチも付いているため、別途購入する必要もなくなります。
またプレートツリーもあるため、プレートの収納もできホームジムにもぴったりのコンボラックといえます。
ちなみにベンチはシートが柔らかくベンチプレスがやり易くなっています。
しかしパワーリフティングの大会で使用されるベンチは硬めのものが多いので感覚がズレるリスクがあります。この点は少し考慮が必要でしょう。
※追記:新たにオプションでBULLやELEIKOの中間程度の硬めのコンペティションシートが発売されたため上記の問題も解決されました
パワーリフティングの大会規格で作られているため、パワーリフターで自宅で普段からコンボラックで練習したいという人はぜひとも検討したい商品です。
MBC POWERトレーニングコンボラック
~普段からコンボラックで練習をしたいというパワーリフターはこれ~
価格 | ◎◎◎ | ¥159,870 (税込) ~ ¥189,570 (税込) |
奥行 | ◎ | 約175㎝ |
重量 | ◎ | 約132kg |
セーフティー | ◎ | 61㎝ |
耐荷重量 | ◎ | 約500kg |
ラックの調節間隔 | ◎ | 約3㎝ |
アタッチメント・オプション | ◎◎ | プレートツリー その他多数 |
メリット
- 超低価格
- ベンチプレスがやり易く肩に優しい
- 拡張性が高い
- コンパクトに収納可能
デメリット
- シートの柔らかさは考慮が必要
- ジャッキはないため複数人で使用する場合はラックの高さ調整が大変
MBC POWERさんのトレーニングコンボラックは、スクワットスタンド(180㎝)にベンチプロップ、フラットベンチ、ローラーJカップを組み合わせたセット商品です。
IPF公認ではありませんが、ONIを上回るコスパです。
ちなみにベンチはシートが柔らかくベンチプレスがやり易くなっています。
しかしパワーリフティングの大会で使用されるベンチは硬めのものが多いので感覚がズレるリスクがあります。この点は少し考慮が必要でしょう。
パワーリフティングの大会規格で作られているため、パワーリフターで自宅で普段からコンボラックで練習したいという人はぜひとも検討したい商品です。
FAQ
まとめ
ラックの種類の選び方
- 安全性重視で拡張性が高い方が良い
➞パワーラック - プレート収納機能も欲しいけど圧迫感は出したくない
➞ハーフラック - 床の強度が心配だから重量が軽い方が良い、部屋が狭いからコンパクトな方が良い
➞スクワットスタンド - パワーリフティングを真剣にやっているからできるだけ大会に近い環境で練習したい
➞コンボラックorMBCさんのラックをオプションでカスタマイズ - 何が自分に適しているかはっきりしない
➞とりあずMBCさんのラックを購入して後から必要に応じてパーツやオプションを追加 - 費用が少ないからコスパ重視
➞武器屋.netさんのONIシリーズ - 傷が少なくいつまでも綺麗に使用したい
→MBCさんのラック(ステンレス支柱を選択すればなおよし)
おすすめのトレーニングラック
- パワーラック
- ハーフラック
- スクワットスタンド
- コンボラック
ラックはホームジムの超主要器具です。
このページではパワーラック、ハーフラック、スクワットスタンド、コンボラックの4種類を解説しました。
どのラックが良いかは、ホームジムとなる部屋の環境やどのようなトレーニングをするかによっても変わります。
しかし最近はどのラックでも拡張性の高い物が増えてきており、どれを選んでも大きく後悔することはないでしょう。
しっかりとチェックリストを確認して選べば最終的には好みで選んでみても良いかもしれません。
- 自分にはジム通いとホームジムどちらが合っているか考える
- ホームジムを作る上での注意事項を確認する
- 部屋がホームジムに適した構造・環境か確認する
- どのようなホームジムを作るか考える
- ホームジムのレイアウトを考える
- 器具を選定する
- ラックの種類と選び方 ☜当ページ
- ベンチの種類と選び方 ☜次のステップ
- バーベルの種類と選び方
- ウエイトプレートの種類と選び方
- ダンベルの種類と選び方
- その他ホームジムにあると便利なグッズ
- 必要に応じて床の補強を行う
- 器具を設置する
- 完成
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